2025年から「大ゴッホ展」
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)の名画を集めた「大ゴッホ展」が2025年から神戸、福島、東京を2期に分けて巡回する。
世界屈指のゴッホコレクションを誇るオランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵の《夜のカフェテラス》などの名品を公開する。
神戸では阪神・淡路大震災から30年、福島では東日本大震災から15年の節目の年に行う文化事業として企画された。
第1期/神戸市立博物館:2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)/福島県立美術館:2026年2月21日(土)~5月10日(日)/上野の森美術館:2026年5月29日(金)~8月12日(水)
第2期/神戸市立博物館:2027年2月~5月頃/福島県立美術館:2027年6月19日(土)~9月26日(日)/上野の森美術館:2027年10月~2028年1月頃
第1期の目玉は、約20年ぶりに日本公開となる《夜のカフェテラス》。南フランスの都市アルルにある広場のカフェテラスを描いており、夕闇とカフェの灯りのコントラストが印象的だ。
他にも、《自画像》をはじめとする初期のオランダ時代から数多の傑作を生みだしたアルル時代までのゴッホ作品約60点や、クレラー=ミュラー美術館が所蔵するモネ、ルノワールら同時代の印象派巨匠の作品を展示する。
第2期ではアルル時代から晩年までの作品を紹介する。ここで最も注目されるのは《アルルの跳ね橋》。オランダの国宝とされ国外に貸し出されることはまれで、日本での公開はおよそ70年ぶりとなる。
詳細は後日発表される。
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