ほりたよしかロック写真展
ロックフォトグラファーほりたよしかさんが撮影したロックミュージシャンたちの写真の数々が2024年3月17日(日)まで「PARK HOTEL TOKYO コリドーギャラリー34」(港区東新橋1-7-1汐留メディアタワー34階)で展示されている。
午前11時から午後5時までで入場は無料。
ほりたさんは「私はマドンナ、レディ・ガガ、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフト、ビヨンセ、ハリー・スタイルズなど、世界のセレブを撮影してきました」と話す。
「圧倒的なカリスマ性を焼き付けた写真と現代アートのコラボは私の想像をはるかに超えていました。まるで別次元のアートです。会場で本物を見ていただけたらうれしいです」。
ほりたよしか写真展 Enjoy! Aging! コラボ!コラボ!コラボ!の第二弾だ。エイジングつまり経年変化するフィルムによる写真でアート作品を作ったという。2023年に赤坂で個展を開く際に、ロックミュージシャンたちを撮ったフィルムを22年ぶりに整理したが、プリントすると当時の色が鮮やかに現れたが、フィルムは少し赤みがかっていた。
「経年劣化は続いています。あと20年もすればかなりかなり色あせていくのです。悲しい話? 色あせるのは悪いこと? 私はそうは思わない。経年劣化=agingはまさに生きることを表している」とほりたさん。
ほりたさんは中学時代を米国テネシー州で過ごした。1993年から音楽雑誌の編集カメラマンとして活動を開始する。2000年、34歳で写真家として独立した。ポール・マッカートニーやレディ・ガガらから来日時の専属カメラマンに指名されたこともある。
ほかにも、マドンナ、スティング、メタリカ、MUSE、シガー・ロス、ファレル・ウィリアムス、ガンズ・アンド・ローゼズなど、海外ミュージャンのポートレートやライブ写真や、AKB48、氣志團、安室奈美恵、ナオト・インティライミなど邦楽アーティストのジャケット撮影も手がける。
今回の展示には、6人の現代アーティストが参加している。アートサイト「これやん」に参加している、山下健一郎さん、吉實恵さん、柴田貴史さん、新直子さん、高石優真さん、そして平井豊果さん。