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まみとと音楽仲間

 2025年1月12日(日)、「まみとと音楽仲間の「新年会ライブ」」が吉祥寺MANDA-LA2で開かれた。恒例のコンサートだ。
 トップバッターは「SAP」というグループ。
 「中央フリーウェイ」を披露した。
 ボーカルのふみふみさんは「去年はアコースティックな感じだったので今年はバンドの形でやってます。今日はハイファイセット、山本潤子バージョンでやりました」と話した。


 二曲目は東京事変の「心」。続けてレキシの「最後の将軍」。
 「懐かしい曲をやってみたいと思います。昭和の曲です」と二三二三さんが話すと渡辺真知子の「唇よ熱く君を語れ」。
 そして「世界平和の願うような曲です。神様はちゃんと天から見ているよという歌詞です」との説明の後、ベットミドラーの「From a Distance」。
 「God is watching us from a distance」(神様は遠い処から私たちを見守ってくださっている)というのだ。
 ここでメンバー紹介となったーギターささお、ドラムスとみ、ベースゆうじ、キーボードけい、ボーカルさめとふみふみ。

 


 「夏の歌なんですけどね」とさめが話して歌ったのはフジファブリックの「若者のすべて」だった。

 二番手として登場したのは「いたわさびplus」。
 キーボードのイントロにマンドリンとベースが追いかけてゆく。演奏したのは「さいころ」。
 歌い終わるとボーカルのKazueさんは「ドラムの南トットが急用で来られなくなり、急遽箱庭ポップさんに入ってもらいました」というとポップさんがステージに現れて3人に加わった。
 「変な曲が続きます。私たちの存在は小さいなという恋愛の歌です」(Kazueさん)として歌ったのは「月が笑う」。

 


 スペーシーな音を使って、そこに不思議な歌詞が乗っかっていた。
 オリジナルが続いた後はカバー。80年代のバンドブームで登場したたまの楽曲で「パルテノン銀座通り」。
 「次は静かですよ。もともとの曲はビートルズの「ノルウェイの森」だったんですが、コードだけ頂いていじってみたら似ても似つかぬ曲になりました」と言って歌ったのは「再会」。
 ドラムス以外のメンバーがここで紹介されたーギターはケンゾー、ベースのエンジョーそしてキーボードKazue。
 最後は「猫とロクデナシ」だった。

 続けてステージに上がったのは太田真樹子さん。ピアノ独奏だ。
 まずはドビュッシーの「月の光」。
 真樹子さんは「「激情」と名づけさせてもらいます。その頃つきあっていたお嬢さんとはうまくいったりうまくいかなかったりした時の曲です。激情とスウィートメモリーズということでやらせてもらいます」。


 そのMCで始まったのはショパンの「前奏曲第16番」だった。
 次はベートーベンの「ピアノソナタ17番テンペスト」。
 演奏の前に真樹子さんは「海で遭難して大変だった話で、私は「難破船」って呼んでます」と話した。
 ピアノ独奏の最後はリストの「カンパネラ」。
 「カンパネラ」とは「鐘」の意味だ。
 「前向きに進んでいきたいという思いで弾きます」と話すと真樹子さんは「カンパネラ」を見事に演奏した。

 ここからはシンガーソングライターのmibulo。
 「吉祥寺からいきなりアイルランドに飛びます。大好きなヴァン・モリソンです」と言った歌ったのは「Stoned it me」。
 続けて「One scotch, one burbon, one beer」。


 次は、「緑の中で生きたい、素敵な場所へと君と一緒に、どこまでもどこまでも」という「緑の中で」という曲を歌った。
 オリジナルのインストゥルメンタルナンバーの後、アメリカの古い曲「Going down the road Feeling bad」。
 mibuloが「時間がなくなっちゃたので」と言って切り上げようとすると客席から「もう一曲!」との声が。
 それに応えて「Make me feel my love」。

 続いて登場したのは女性アーチストの「ふじー」。
 「「あ」から始まるフレーズをつらつらと続ける曲をやってみたいと思います」といって歌い始めた。
 「青い珊瑚礁」「海岸通」「大都会」「愛をとめないで」「22才の別れ」「未来」「青いイナヅマ」「夜桜お七」「心の旅」「雨の慕情」「チェリー」ーーメドレー形式で歌い上げた。


 次は「8時間あったら何をする」という歌です。「8Hours」。
 「Clay Cloud」「Green Rain Forest」を歌った。

 ここでまみとさんがステージに上がった。
 まずはピアノの弾き語りで「ルパン三世’80」だ。
 力強いピアノだ。
 この後、オリジナルが2曲続く。
 「寒椿」と「恋恋恋」。
 ボーカルも見事。
 まみとさんは中森明菜ファンであることを公言している。
 「一番好きなのをやります」として弾いたのは「ミ・アモーレ」。
 「何でジャズピアニストの人が作るとジャジーになるんですかね。今年はラテン系の曲をたくさんカバーしようと思っています」とまみとさん。
 ここからは「まみとバンド」だ。
 ドラムスはじゃら、ベースはのりお、エレキギターはほっしー、ピアノ・キーボードはまきこが順番にステージに登場した。


 オリジナル2曲からで「嘘でも本気も」と「花火」。
 ここからはカバーで、やはり中森明菜の「北ウィング」と「Desire」。
 年末から喉の不調だったそうだが、復活してのステージだった。
 最後は「明日を組み立てる人」。
 そして今までのアーチストたちがステージに再び上がり、アルフィーの「メリーアン」で大団円となった。

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