フジ子・ヘミング版画展
「追悼 フジ子・ヘミング版画展&おすすめ作家小品展」が東村山のギャラリーぱるけ+カフェ(東京都東村山市本町3-1-35)で開催されているのを最終日の2024年9月24日(火)に訪れた。
ピアニストのフジ子・ヘミングさんが亡くなったのは今年4月のこと。若い頃に大変苦労して、ピアニストとしても遅咲きだったが、日本のみならず海外でも人気のアーティストだった。
情感豊かなピアノだけでなく、彼女の絵画や版画なども人気で、その腕前は玄人筋からも高く評価されていた。
今回、アールラモは追悼特集としてとりわけフジ子・ヘミングさんの版画を12点用意した展覧会を開催した。
フジ子・ヘミングさんは昨年11月、自宅階段で転倒し大けがを負って、治療とリハビリに努めていたが、すい臓がんも発覚。今年4月21日、すい臓がんのためにこの世を去った。92歳だった。
さらに藤田嗣治。藤田(1886-1968)は日本生まれのフランスの画家。レオナール・フジタとしても知られる。エコール・ド・パリを代表する作家で、「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などが絶賛を浴びた。
得意なテーマは猫と少女。
市内在住の高橋慧(さとし)さんなどお勧め作家による小作品展、輸入小物コーナーも併設されていた。
高橋さんは1960年生まれ。東京電機大学工学部精密機械工学科卒業。30歳から独学で絵画を学び始めた。
ユキヒョウ、チータなど絶滅危惧種の動物を描いた「楽園の時代へ」シリーズがある。
一方、10月4日(金)から9日(水)には中野・あいロードの"meee”ギャラリー東京(東京都中野区新井1-23-24薬師あいロード内)にて高橋慧さんの個展が開かれる予定だ。