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リトル・リチャード映画

 2024年3月1日(金)、ロックの創設者として音楽に革命をもたらしたリトル・リチャードが蘇る。映画「リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング」(2023年/アメリカ/101分/製作・監督:リサ・コルテス/原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING)が公開されるのだ。
 立ったままピアノを弾き、あたかも雄叫びをするように歌ったかと思えば、ピアノの上に立って、服を脱ぎ、ステージを駆けめぐった。
 リトル・リチャードの「ロング・トール・サリー(のっぽのサリー)」は若きポール・マッカートニーがノックアウトされた曲で、ビートルズもカバーして、一時期、コンサートの締めくくりに歌われていた。
 ビートルズとは縁があった。1962年のリトル・リチャードの英国ライヴの前座を務めたのはデビューして間もないビートルズだったのだ。
 ポールは「僕がやってきた多くのことは、リトル・リチャードという人そして彼のスタイルのおかげだ」と話していた。
 ローリング・ストーンズも一か月以上にわたりリチャードのツアーで前座を務めたことがあり、またジミ・ヘンドリックスも一時期、リチャードのツアー・バンドのメンバーだった。

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 リチャードは1955年、デビューシングル「トゥィティ・フルッティ」を大ヒットさせ、シーンに飛び出した。「キング・オブ・ロックンロール」と後に称されるようになるエルビス・プレスリーのルーツもここにあった。
 リチャードは自らがロックのレジェンドであるうえ、彼に続いたレジェンドたちとその音楽人生を交差させていたのである。
 リチャードは人気絶頂時に突然、引退を発表。5年間、教会の牧師をする。復帰後、無名時代のビートルズやストーンズに影響を与えたのである。

 上映劇場は以下の通り(2月14日現在)
 シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町、立川シネマシティ、札幌シネマフロンティア、シネマ・トーラス、函館シネマアイリス、MOVIX仙台、小山シネマロブレ、宇都宮ヒカリ座、長野相生座・ロキシー、シネマテークたかさき、ムービル、T・ジョイ蘇我、キネマ旬報シアター、あつぎのえいがかんkiki、静岡シネ・ギャラリー、シネマイーラ、シネ・ウインド、高田世界館、ミッドランドスクエア シネマ、アップリンク京都、シネマート心斎橋、T・ジョイ梅田、シネ・リーブル神戸、八丁座、シネマルナティック、とさぴくシネマ、KBCシネマ、シネプレックス小倉、シアター・シエマ、T・ジョイパークプレイス大分、Denkikan、宮崎キネマ館、鹿児島ミッテ10、桜坂劇場
 詳細についての問い合わせは各劇場へ。

 映画のサントラも発売される。収録曲 は「グッド・ゴリー・ミス・モリー」、「 トゥッティ・フルッティ」、「ロング・トール・サリー(のっぽのサリー)」、「 ルシール」、「 リップ・イット・アップ」、「 レディ・テディ」、「 女はそれを我慢できない」、「 センド・ミー・サム・ラヴィン」など全14曲。
 CDは2024年3月1日発売予定。2860円。
 アマゾン・ミュージック・MP3ではすでに配信されており1900円。

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