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大晦日は「全米トップ40」
大晦日は「全米トップ40」年末スペシャルを聴こう!
2023年の締めくくりはラジオ日本が放送する人気番組の特別編。今回のテーマは「タイトルに名前が入っているトップ40ヒット」だ。
〇全年代が対象〇全米ヒット・チャートで40位以内にランクイン〇タイトルについては「原題」または「邦題」も対象〇名前については実在、架空、通称を含むーこれらの条件でリスナー代表の方々、スペシャル・ゲストそして音楽業界代表の方々に曲を選んでもらう。
2023年12月31日(日)午後1時から3時まで放送されるのは「全米トップ40スペシャル『君の名は?』」。
スペシャル・ゲストは音楽評論家で作詞家の湯川れい子さん。
DJは矢口清治さん。
計8人のリスナー代表が登場する。
また、音楽業界(洋楽)からはユニバーサル・ミュージック・パブリッシング社長ジョニー・トンプソンさん、ソニーミュージックレーベルズ白木哲也さん、フジパシフィックミュージック森俊一郎さんの3人がこれはと思う名前入りの楽曲を選んでくれる。
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湯川さんがいつもの決め台詞「また次にお会いする時まで、地面にちゃんと「あんよ」をつけて、ごきげんよう、さようなら」までの2時間。洋楽ファンならば涙ものの名物番組のスペシャルだ。
全米トップ40は本国アメリカでは1970年7月4日(アメリカ独立記念日)に初代DJのケーシー・ケイスンによって放送が開始された。日本では72年10月にスタート。ちなみに日本での第1回目の放送でのナンバーワンはマイケル・ジャクソンの「ベン」だった。
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米国のチャート番組に日本ならではの対訳や解説を加え、洋楽ファンにとってはまさに「バイブル」のような番組だった。ラジオ関東(当時)が放送する「全米トップ40」を聴こうとラジオにかじりついた人も少なくない。
毎週のヒット・チャートをノートに記録した人も少なくないだろう。
また、70年代後半あたりから、東京6大学をはじめ、全国の20以上の大学に「全米トップ40研究会」なるサークルが次々に発足した。
大学間の交流も活発で、社会人になってからもその「絆」は変わることなく、93年にはOB・OGたちによって「全米トップ40研究読本」(学陽書房)が発売されたほどだ。