
蒲田寺子屋に行く
何をするでもなくそこにいることの出来る場所、そう気兼ねなく訪れることが出来る居場所「蒲田寺子屋」を東急多摩川線の矢口渡(やぐちのわたし)駅から徒歩2分の住宅街(東京都大田区多摩川1-21-21)に訪ねた。主宰しているのは公認心理士の松岡恵子さん。
神経心理、福祉心理などを三つの大学で非常勤講師として教えている。
2025年1月24日(金)、蒲田寺子屋を訪ねて松岡さんと彼女の友人ハラグチさんと話をしながら4時間ほど過ごしてきた。
居心地がよく、皆がそこに集う理由が分かった気がした。
お菓子がある。マンガ本があって自由に読める。
もともとは松岡さんの仕事場所だったところだ。
忘年会を開いたり、時にはイベントも。
知り合いの「生活困窮者」は言っていた。そこでゆっくりできるし、自由に冷蔵庫を開けて食べたり飲んだり出来るんだよと。
本当にリラックス出来るようだった。
本職の心理士としての相談にものっている。
松岡さんは詩人でもあり、音楽家でもある。
松岡宮という芸名で詩を詠んでおり、受賞歴もある。


コンピューターで音楽を作ることが得意で、自らの詩をその音楽に乗せて彼女自身が歌うCDを発売したこともあるほどだ。『Limited Express 383』(ATHOー5005)税込みで2300円。蒲田寺子屋で発売中。
音は浮遊感のあるアンビエントミュージックの一種とでもいったらいいのか。詩は独特の世界観で「不思議ちゃん」の世界。

松岡さんは鉄道ファンなのだそうだ。
本も出している。「東京フリマ日記~風が吹いても売れません。」。