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私は自分の中の『怪物』が怖かったんだ、と気づいた日。

観に行きたいなぁ。
・・・でも、日程的に難しいかも。

そう、少し諦めかけていたけれど
展覧会最終日の9/26。

午前中に時間が出来て
観に行くことができました!!!




 展示会場がわからず、
 入口のインフォメーションで行き方を聞き

 エレベーターに乗り込んで
 受付をすませ

 入ってすぐの部屋の右奥。


 対面した ひろ生さんの作品は

 大きく 壁に 息づいていました。


⚡⚡⚡


「怪物」と聞くと、「怖いもの」
私はそんなイメージを抱いてしまう。

ひろ生さんの作品を目の前にした時に

やはり、

怖い。
おどろおどろしい。

その感情は抱きつつも

目をそらすことができず
惹きつけられた


様々な色の盛り上がった絵具

埋め込まれたようなコハゼや金属片に
段ボールや布のようなものが 散らばり

張り巡らされた糸
つなぎとめるような糸

そして
真ん中の黒く塗りつぶされた1つのキャンバス

9枚の絵からなる全体を眺めていると

怪物は、最初から「怪物」だったのだろうか


そんな風に、思えてきた。

そもそも、怪物とは?
なぜ、私は怖いと思うのだろうか?


そう、自分自身に問うた時に


得体の知れないもの
どんなものかわからないから


だから、

自分を守るために 怖い と感じる。

もちろん、悪意のある場合は
必要以上に近寄る必要はないだろう。

でも、
私は知ろうとしなかったことに気づく。


そして、もうひとつ。

周りから はみ出さないように
良い子でなければ愛されないと思っていた
過去の自分がいて

他と違うことの恐れ
自分から黒い感情が溢れ出ててしまうことで
全てが壊れてしまうことの恐怖

だから、必死に取り繕って、蓋をしてきた自分を
思い出した。

私は自分の感じたことを押し殺して
周りにあわせてきたけれど


この仮面が剥がれ落ちた時に、

自分の奥底から 
全てを破壊しつくしてしまうだろう
「怪物」が現れることを恐れていた 


ぐるぐると醜い感情を抱き
全てを傷つけてしまう、「怪物」。


その一方で

私の中のその「怪物」は
最初は小さな幸せを願っていたと

今は、
ほんの少しだけ 気づいている。

真っ白な純粋な願い。
それが いつしか歪になってしまったこと。


まだまだわからないことばかりだけれど
いつか私の中の怪物と手を取り合えますように



そう思った時、
ひろ生さんの絵が 笑った気がした。



購入させていただいたひろ生さんの絵の写真
(うまく撮れず、影になっちゃったー。)


🌈🌞


ひろ生さん、

自分と向き合う機会を
ありがとうございました♪
次、伺う時はご連絡しますー!!


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くーや。
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