会社員しながらインタビュアー、どんな感じ?【インタビューラジオ#4】
私がこれまでの人生のなかで出会った1名の方をゲストにお招きするインタビューラジオ「待ちあわせはインタビューで」の第4弾を公開しました。ゲストは、会社員をしながらインタビュアー見習いとして活動する奥行(おくゆき)太郎さんです。
インタビュアー”同期”との出会い
3年前、僕はインタビュアーとして活動を始めた。
右も左も分からないまま見切り発車ではじめたものだったので、不安もあったが、実はすぐにインタビュアー同期なる人との出会いがあった。それが、noteで同じように「インタビュアー」を名乗り活動をスタートした奥行太郎さんだった。
「ここにも、いた!」
と、うれしくなったのを覚えている(インタビューライターはいらっしゃるが、インタビュアーを掲げる人はあまり多くない)。続けて、公開されたばかりだったセルフインタビューの記事を読み、あ、この人は信頼できる人だ、と直感した。
奥行さんも僕を認知してくれて、実際にオンラインで話すまで、そんなに時間は空かなかったように記憶している。奥行さんは同年代の関西人。気さくな人柄は文章からにじみ出ていた通りだった。話してみると、インタビューの「おもしろさ」をどこに見出すのか、という考え方に勝手に重なりを感じた。
「一石を投じたい」
それからときどきオンラインで雑談会をしていたが、最近は互いに忙しく、連絡が空きがちになっていた。久しぶりに奥行さんの投稿を目にして、ほぼ反射的に「久しぶりに話したいので、インタビューラジオに出てくれませんか?」とお誘いした。
3年前に、互いに構想段階として、「こんなものがあったらいいよね」と話していたインタビューサービスを、それぞれがちょっとずつかたちにし始めているのが今回あらためてわかり、うれしくなった。
奥行さんは会社員でありながらインタビュー活動を続けている。そこにユニークさと希望を感じる。インタビューがもっといろんなかたちで、いろんな人に楽しまれている世界を想像する。そこには当たり前のように、普段は会社員をしながらインタビューを気軽に楽しんでいる人たちの姿がある。むし、そうでなければ、広がりは限定的になってしまうだろう。
だから、奥行さんのインタビューとの付き合い方は、きっとインタビューに限らず、会社の仕事と並行して大事な活動を育んでる人にとっても、なにかヒントになるのでは、と思う。
詳しくはラジオに譲るが、奥行さんは「一石を投じたい」という言葉を使った。僕にはそれは「おもろいことをしたい」に聴こえた。
たまたま、僕と奥行さんがインタビュアーを名乗り始めて、まるっと3年が経ったタイミングでの収録。“同期”として、引き続き応援したいし、刺激を与えられる存在でいたいなと、エネルギーをもらった時間になった。よし、僕も、おもろいことやったるぞい。
ぜひ聞いてみてください。
24/10/12