とがぴ

ニチアサ作品と時々映画を観てます。

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最近の記事

僕等のヒーロー、鹿島アントラーズ

勝利の為に ニチアサヒーローを中心とするヒーロー物をずっと好いてきて、それらに関する記事を中心にこれまで書いてきたのですが、僕にとって心からのヒーローがもう1つあります。 サッカー/Jリーグのチームである鹿島アントラーズです。 鹿島アントラーズって何?みたいな話は恐らくこの記事を読んでくれてる人の多くは愚問な話だと思うので一旦ここでは割愛します。 この記事を書いたキッカケは、先日長い付き合いの友人がこのような本を読了してくれた事がキッカケでした。 読み終わった友人が

    • 拝啓、ヒーローガールのあなたへ

      この記事を書いてる頃、丁度ひろプリ感謝祭から半年が経った日でした。 全く狙っていた訳ではないのですが、図らずもそんな日にひろプリ感謝祭を円盤で観ていた事に運命的な何かを感じずにはいられないのは少し大袈裟でしょうか。 何だかもっと遠い昔にすら感じてしまいます。 そのぐらいあの日から色々あったし、僕の心は何処か欠けた日々がとても長く感じていました。 今となってはもう懐かしさすら感じますが、僕は最初、前作であるデパプリの大ファンであったが故にひろプリにあまり関心がありませんで

      • 初めての愛、夢を掴むような気持ちで〜全プリキュア20Th Anniversary LIVE!プレビュー〜

        また書く予定のなかった筈の遺書が1つ増えてしまった。 言ってるノリが完全に「またつまらぬものを斬ってしまった」である。 お前ちょっと前にも似たようなのを書いてたじゃねーか、とか言わないでやってくれ。 時にあと2日後。もう猶予が全くない。今のうちに記せるものを残しておかないと、自分を許せなくなる程後悔しかねないんだ。 プリキュア20周年もいよいよ佳境。映像作品としての集大成は既に周知のように2023年9月15日公開の「オールスターズF」が大いなるヒットを以て見せつけてく

        • それでも、私達は〜映画プリキュアオールスターズF感想〜

          きし-かいせい【起死回生】 死にかかった人を生き返らす意。 医術のすぐれて高いことの形容。 転じて、崩壊や敗北などの危機に直面した状態を、一気によい方向に立て直すこと。 絶望的な状況を立て直し、一挙に勢いを盛り返すこと。 のっけからネタバレ全開で行きます。まぁ読んでる人で未見の人が居るとも思えないので。 プリキュア史20年。たった1年だけで世の中には色んな事が起こるというのに、それが20年も続けば、それは大いなる歴史の一部と言っても過言ではないのです。 そう、それは終

        僕等のヒーロー、鹿島アントラーズ

          映画プリキュアオールスターズFを観る前に残したヲタクの遺書。

          ゆいちゃんとのぞみへ 久し振りだね、2人とも。 この文章が世に放たれている頃にはもうオールスターズFの最速上映まで残り24時間を切っている頃だと思う。 いよいよ、「時」が近付こうとしてるんだね。その瞬間を前に、僕はここに見届ける前の最後の気持ちを書き記しておこう。 2018年。もう5年も前の事になる。前回のアニバーサリーイヤーで僕はプリキュアに初めて触れて、それから間もなくオールスターズメモリーズの最速上映でプリキュアというコンテンツからエンゲージリングを渡された。

          映画プリキュアオールスターズFを観る前に残したヲタクの遺書。

          バッタ男に3回も号泣させられたヲタクの話。

          僕は長期シリーズもののファンになる時に何に対しても、「原点」ポジションだったり、所謂シリーズに於ける「黎明期」に該当するポジションのものが特に好きになる傾向があります。 例えば、プリキュアシリーズでもふたプリ~GoGoまでの初期を彩る作品群。平成仮面ライダーシリーズに於いても目立って好きなのはクウガ~555辺りの「平成初期」と呼ばれる作品達が大好きです。 そして、仮面ライダー1号。約半世紀前の日本に旋風を巻き起こした仮面ライダーの原点である彼もまた、僕の大好きなキャラクタ

          バッタ男に3回も号泣させられたヲタクの話。

          トラウマでありヒーロー 僕を映画ヲタクにした「ターミネーター」シリーズ

          今日は僕がニチアサ作品と同じぐらい幼年期から大好きな映画について語ろうと思います。 最大のトラウマにして最強のヒーロー。そんな肩書きが似合うヤツは僕にとっては1人しか居ません。アーノルド・シュワルツェネッガーが演じたT-800(通称ターミネーター)。彼は間違いなくそのような存在でした。 僕にとってターミネーターは映画ヲタクとしての原点であり、英語を今でも好きにさせてくれた恩人のような存在でもあり、いち映画シリーズでありながらこれもまた、人生に多大な影響を与えてきました。

          トラウマでありヒーロー 僕を映画ヲタクにした「ターミネーター」シリーズ

          仮面ライダークウガと駆け抜けた23年間~EPISODE2023「人生」~

          今回は僕が度々「人生」と語る、仮面ライダークウガについて語りたいと思います。 まず、「何故今更クウガを?」というお話になるかと思われますが、分かりやすい話で行くと、僕が昨年25歳になり、クウガの主人公・五代雄介と同い年になったんですね。昨年の誕生日に、友人と一緒にカラオケでクウガの全話バトルをハイライト式に振り返る会をしたのですが、その時に様々な感情が胸に去来しました。幼年期はあんなに遠く、遥か彼方の年齢だと思っていた「25歳」が既に半分が過ぎて、今年で26歳になります。

          仮面ライダークウガと駆け抜けた23年間~EPISODE2023「人生」~

          何でこんなにもプリキュアが好きなんだろう。~思い出す2018年、これからの2023年~

          意外(?)にもプリキュアに関するnote記事は今回が初ですね。 今年、プリキュアはアニバーサリーイヤーで20周年と謳われています。僕がまさにプリキュアファンになったのは、前回のアニバーサリーである15周年・2018年放送のHUGっと!プリキュアの時の事なんで、時の流れみたいな感情を少なからず感じつつも、まぁもうそのぐらい経ったよなという気持ちもあります。 僕は元々そこまで多趣味だとは自分では思ってないのですが、不思議な事にプリキュアは大人になってから好きなもので唯一5年以

          何でこんなにもプリキュアが好きなんだろう。~思い出す2018年、これからの2023年~

          ヒーローの定義と、ライダーへの想い〜シン・仮面ライダー感想文〜

          かんなん-しんく【艱難辛苦】 非常な困難にあって苦しみ悩むこと。▽「艱」「難」はともにつらい、苦しい、悩むの意。「辛苦」はつらく苦しいこと。つらい目にあって悩むこと。 今作の主人公、本郷猛/第1バッタオーグ(仮面ライダー)を表す言葉があるとしたらまさにこれだと思う。 そしてそれは、シン・仮面ライダーが完成に辿り着くまでに恐らく幾度となく辿った道であり、僕が仮面ライダーというコンテンツのファンをやっていくにあたって経験してきた事でもある。 それらも踏まえつつ、今作への想い

          ヒーローの定義と、ライダーへの想い〜シン・仮面ライダー感想文〜

          ヒーローを愛する者の賛歌と、「シン」に込められた想い~シン・ウルトラマン感想&シン・仮面ライダープレビュー~

          人間賛歌。人間である限りは恐怖という感情を抱き、その恐怖を乗り越える勇気こそが大事だと語られる言葉だ。 誰しもが未知の領域に飛び込むには勇気を要するし、気が乗らない、怖い、など様々な理由があると言える。 こと作品鑑賞にも同じことが言えて、幼年期は仮面ライダーやスパイダーマン等のヒーローで育った筆者にとって、「ウルトラマン」は未知に限りなく近い領域であり、言葉を選ばずに言えば「隣の芝生」だった。 筆者は2004年にプレイステーション2で販売された初代ウルトラマンのゲームを気に

          ヒーローを愛する者の賛歌と、「シン」に込められた想い~シン・ウルトラマン感想&シン・仮面ライダープレビュー~

          大いなる力と責任、信じる魔法~スパイダーマンNWH感想文~

          注:このレビューには「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレが含まれています。未見の方は今すぐこのページを閉じて映画館に向かってください。 アメイジングな映画体験。最早そう表現するのは月並みとさえ感じるだろう。だが、目の前で起こった事は決して夢でも幻覚でもなく、現実だった。 奇跡。そうとしか表現出来ない。多くの人が夢見た出来事を、映画の魔法は成し遂げた。スパイダーマンNWHは単なるトム・ホランド主演の新スパイダーマン三部作の完結編の意味だけでなく、未完のまま終わ

          大いなる力と責任、信じる魔法~スパイダーマンNWH感想文~

          過ぎ去った未来と、道標(シン・エヴァンゲリオン劇場版感想&エヴァ総括)

          けんど-ちょうらい【捲土重来】 一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。 シン・エヴァンゲリオン劇場版が無事に公開日を迎えた瞬間、僕の中で真っ先に思い浮かんだ言葉がまさにこの四字熟語でした。 前作・ヱヴァQが公開されたのは2012年。僕がエヴァファンになったのは2014年。公開年が決まったのは2018年。本来の公開日が決まったのは2019年。そして現実に公開日を迎えたのは2021年。これだけ切り取っても、シン・エヴァに至るまでの道は険しく

          過ぎ去った未来と、道標(シン・エヴァンゲリオン劇場版感想&エヴァ総括)