鸚哥羽解〜いんこのはねおつる〜
こんばんは。今年もあと少しとなりました。
暦の上では、二十四節気の「冬至」のうち次候にあたる、
麋角解〜さわしかつのおつる〜という七十二候の65番目の時期だそうです。
さわしか、とは大鹿のことで、その鹿の角が生え変わり、古いツノが落ちる時期です。
古いツノを落として、新しい気持ちで新年を迎えるというのは、鹿さんたちも気持ちが良いものでしょう。
うちのインコ、くぅちゃんも、少し前に頭の周辺が赤くなってきて、羽の生え変わりの時期「換羽期」を迎えたようです。インコには年2回、羽の生え変わりがあるんですね。忙しい毎日を過ごしていると、しっかり見ているつもりでも、注意していないと見逃してしまうことも多いんですよね。
はじめは、頭が赤くなっているのを見て、
「どこかで頭打ったのか!?」
と慌てましたが、
インコ本を読むと、換羽期には羽根に血が通っており赤く見えるということを知り、胸を撫で下ろしました。
ただストレスを感じやすい時期でもあるようなので、いつもよりしっかりと様子を見るようにしました。そういえば、毛並というか羽並が悪く、ゴワゴワしている気がします。
気づかずごめんね、くぅちゃん。
ペレットを多めに入れ、就寝時間を早めにし、ヒーターの温度も上げました。
徐々に赤みがなくなり、黒い点の付いた筆毛がぴょこぴょこ生えていましたが、最近は黒い点も減ってきて、雪のような白さが戻りつつあります。綺麗な白いフワッフワな羽で新年を迎えられそうです。
今年もあと3日、くぅちゃんと一緒に一日一日、噛み締めながら過ごしていきたいです。