空と離れ

日々感じたことを言葉に。スタイルは固定せず、割と自由に投稿しています。数学、物理、言葉、アートが好きです。

空と離れ

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最近の記事

最終化できる人は、信頼できる人。

プレゼン資料を作る。誰に何を伝えたいか、どのような順番でどのような情報を並べるか。それぞれのページで言いたいことは何か。資料作成の一番美味しい所は、全体の設計図を描いてざっと大枠を作る部分だ。それで80%。残りは誤字脱字の修正とか、より伝わる言葉の吟味とか、見やすいカラーリングとか、図の微妙な位置調整とか、細かい根拠の確認とか。それで20%。最後の仕上げは時間がかかる割に成果物は微妙な違いしかない。そんな時間対効果の小さい部分をきっちりできる人は信頼できる人だ。最初の80%だ

    • 勝負の時まで

      セミの初鳴きではじまった7月 土まみれになったユニフォーム 過去を蹴り飛ばして、走り抜けた坂道 息切れと共に滴る汗が視界をゆがませる 勝ちへの道筋はいつも五里霧中だ 自分と向き合った、仲間と向き合った 答えなんて、簡単にわからない 昨日より、今日より、明日より、明後日より、 ずっとずっと毎日、毎日、毎日、毎日、 自分を越えてく、仲間と越えてく あの沈みゆく夕日は待ってくれない 残された時間、僕らは前に進み続ける

      • +5

        巡る時間

        • 巡る時間

          春。 風のぬくもりを、感じるから始まる。 桜の美しさを、忘れるから終わる。 夏。 雨空が過ぎ去るから始まる。 蝉の声が、切なくなるから終わる。 秋。 葉が落ちるから始まる。 夕空が足早で、待ってくれないから終わる。 冬。 人のぬくもりを、感じるから始まる。 風のぬくもりを、感じるから終わる。 ※表紙画像はProcessingを利用して作成しております。

          雨上がりの空に思う

          雨上がりの空は、傘をなくした僕を味方してくれているようだった。空の顔色など確率の問題といえばその通りなのだけど、都合よく解釈してしまうのが人間ってもんだ。足元のアスファルトは、まだ少し水分を含んだ色をしている。この頃、アジサイがきれいだ。夏空の予感をひそかに感じてる。セミ達は濡れ土の中で、7日間の大舞台に向けた仕上げの稽古をしているのだろうか。色即是空、空即是色、昔読んだ本の言葉をふと思い出す。存在するものは存在しないということであり、存在しないものは存在するということ。この

          雨上がりの空に思う

          無重力、心

          ゆらめく水平線が見えた。 確か、風の気持ちいい日だった。 街にいるとさ、いつも何かに追われるから、 路面電車に飛び乗って、海に出た。 そう、海見ながら考えごとしてたんだ。 昨日あった辛かったこととか、 将来のこととか、なんか頭巡らしてさ。 波崩れる音あるだろ。 あれ聞いてると、 なんか全部どうでもよくなってきてさ。 浜辺に寝そべって、 頭空っぽにして、空見上げた。 そしたらさ、目の前のことに追われて、 聞こえなかった音とか、見えてなかった景色とか、 気付くんだ。 ぼ

          無重力、心

          優しさの姿。それは、そっと辺りを照らす。

          優しさの姿。それは、そっと辺りを照らす。

          カリスマ系の先輩と凡事徹底系の先輩

          結論、前者に嫉妬してる。社会人において活躍する先輩は2パターンあると思っていて、それがカリスマ系と凡事徹底系だ。カリスマ系は頭の回転が速く能力が高い。竹を割ったような性格で、わかりやすく活躍してる先輩といった印象を持たれる。ちょっとすかした後輩の密かな目標人物となっていたりする。一方で、凡事徹底系の先輩っている。後輩からは追い抜けそうってちょっと見下されるのだが、永遠に追いつけない、そんな先輩。なぜ追いつけないか言っちゃうと、凡事徹底の裏にあるのは自己成長欲求だったりするから

          カリスマ系の先輩と凡事徹底系の先輩

          同じ景色を見ても、きっと。

          夜桜を見に行った。 満開のピークはすでに一週間前で、ライトアップも終わっていた。 それでも、若者がまばらにいて 写真を撮っている。 川沿いを歩いていく。 光はポツポツある街灯のみ。 暗闇で、桜の色はほとんど見えない。 小さな橋の架かった場所に辿り着く。 スマートフォンを取り出す。 カメラから覗いた世界は、 別世界だった。 煌びやかな街灯。 月の光に反射する花びら。 これは単純に肉眼とカメラの機能差でしかない。 でも、私たちが何を見ようとして、 何を見よう

          同じ景色を見ても、きっと。

          それって、かっこいいと思う。

          自分の人生をありのまま受け入れる。 行動で示す。 なんかいつも頑張ってる。 いい目つきしてる。 たまに弱さを見せる。 他人を思いやる。 自分自身を大切にしてる。 不器用だけど優しい。 挑戦してる。 いつも自分と戦ってる。 ぐっとこらえて行動に移す。 黙って実績叩きだす。 歩く歩幅を合わせてくれる。 できないことはできないと言う。 感謝する。 正直に謝る。 それって、かっこいいと思う。

          それって、かっこいいと思う。

          その木が指し示す方向はきっと

          夢で見た、どこかの方角に伸びる木。ある日突然、何かに気づいて、どこかへ伸び始めた木。 その木が指し示す方向はきっと、ヒカリあふれる方だ。誰かが俯いて、進むべき方向を見失っている時、あっちだよと囁いてくれてる。 その木が指し示す方向はきっと、エネルギーみなぎる方だ。ヒカリを精一杯に受け止めて、次の一歩を踏み出す準備をするんだよと、教えてくれてる。 その木が示す方向はきっと、未来だ。今ここにいる自分は幹なのだ。必要なのだ。すべてはここから始まる。いや、始める。未来に向かって

          その木が指し示す方向はきっと

          「じゃないほう」の未来

          よく芸人さんで「じゃないほう」っている。あまり知られてない方を「じゃないほう」って言ったりするんだよね。これって僕たちの日々日常にも「じゃないほう」の選択ってあったりする。例えば、今日これからカフェで勉強を頑張る未来もあれば、友達と飲みに行く未来もあるかもしれない。この記事もなんとなくカフェにいながら思い付きで書いてる。この記事を書かないのは「じゃないほう」の未来だ。そう、いつも皆何か選択をして、その瞬間に「じゃないほう」の未来って生まれる。進学とか、就職とか、結婚とか、大き

          「じゃないほう」の未来

          花咲く気配を感じながら、チャンスのことを考える

          チャンスって、いきなり現れる。こちらの都合など一切無視して。追いかけたら逃げる伝説のモンスターみたいに、その場でゲットできなかったら終わり。頭のどこかで現れないかなって、思ってる時は出てこなくて。何か夢中なってる時か、ぼけっとしてる時にいきなり現れる。その場で、とっさの判断を求められる。何もしていない人に、チャンスは来ない。少しづつでも、花咲くのを願いながら、時には花咲かず絶望しながら、一歩一歩前に、前向きに進んで来た人にだけ現れるのだ。まもなく訪れる春の花咲く気配を感じなが

          花咲く気配を感じながら、チャンスのことを考える

          時間を重力のようなものと考えてみる。

          時間。僕たちはそれに追われたり、支配されたり、一喜一憂したりする。過去という点。今という点。未来という点。これらを直線で繋ぐから時間軸といったりもする。不可逆で、一方向に進んでいて、誰も止めることができない。生まれた時から、進んでいて、1人の人間には時間の限りがあったりする。それを寿命と言ったりして、自分の時間の持ち分がはっきりするから、今を大切にする理由になったりもする。時間軸には、区切りを独自設定することができて、それを期限と言ったりする。期限がないと仕事も宿題も永遠に終

          時間を重力のようなものと考えてみる。

          この世界は、それでもあきらめない人で溢れてる。

          人生なんて、 思い通りにいかないことばかりだ。 目の前のことには追われ、 たいていの挑戦は失敗に終わり、 よかれと思ってやったことさえ、裏目に出たりする。 時々思うんだ。 それでも、前を向けというのかと。 がんばって、がんばって、がんばって、 それでも前に進まなくて、 自分の限界を感じて、 どうしようもなくて。 明日も頑張ろうと、明日も頑張るけど、 それでもうまくいかなくて。 もうすべてやりつくした。 そう思った時は、一回手放せばいい。 思いっきり、休めばいい。寝

          この世界は、それでもあきらめない人で溢れてる。

          運命の言葉は意外と、

          掴み損ねた落ち葉の中にある。

          運命の言葉は意外と、