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円安が進むと珈琲の価格が高くなる?円安と珈琲の関係について。

こんにちは。メルカリやラクマで自家焙煎コーヒー豆を販売しているのりです。

コロナの影響も下火となり、急激な円安が世間を直撃しています。ニュースでも取り上げられるようになりましたね。
食料自給率が低い日本では海外に頼っている食品も多くあり、コーヒーもその一つ。価格が上がっていく一方で、落ちる気配はありません。

円安が進むと、輸入品が高くなります。オリーブオイルの価格も上がりますし、チョコレートの原料のカカオも急激に高まっています。

そして、価格が上がる理由が円安だけではないのが農産物です。
不作により供給量が減ると、価格が上がります。

元々、生産量の多いブラジルが不作続きで価格が高騰傾向にありました。そしてどうやら今年はベトナムが不作の見込みで、ロブスタの価格が上がります。
結果的にアラビカの需要が高まるため、価格も上がります。

コーヒーの買い付けは消費国同士の戦いのようなものです。
日本はアメリカやヨーロッパ諸国と競争しています。品質の高い豆を、安い価格で買いたいのが商社の気持ち。

そこで円安は非常に厳しいものがあります。他国に比べてハンデを背負っています。
こうなってくると、海外に自社農園を持っている日本企業は強くなります。
生産地に投資をできてきた企業は向こう数年でさらに利益を伸ばせそうです。

そしてもう一つは私の夢でもある、日本産のコーヒー。円安、輸送コスト増加するくらいなら日本で作っちゃいましょうよ。地産地消で。

それでも日本で作ろうと、海外で作ろうと、肥料や原油の高騰で栽培コストは上がる一方なので、構造的には価格は上がり続けますね。高くても楽しめるように消費者の私たちが収入を増やせるように努力するくらいしかないでしょうか。

コーヒーが豊作になれば安く楽しめるので、その方が嬉しいですけどね。


我が家で育てているコーヒーの木も3年目に突入しました。のびのび育って欲しいですね。

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