朗読LIVE 163 兎さんの本屋とリスの先生
絵本や童話には、動物がよく登場する。人間から見た動物としてそのまま登場する場合もあるが、擬人化されることもよくある。
作家さんは、ストーリーを作る時に、どの役にどの動物を当てるのが良いかと考えるのだろうか。それとも、この動物を使いたいからとあて書きするのだろうか。
動物のイメージ(動物からしたら迷惑な話だが)は、どこからくるのだろう。その動物が当たり前にする動作を、人間の行動に置き換えたらどう見えるか。その行動から推測される性格を当てはめていくのだろうか。あるいは、コスプレさせた時のフィット感とか。
一般的に思われているようなイメージとかけ離れすぎたら、その動物である必要は無くなるし、もったいない使い方なのか、あるいは意外性がよいのか。
リスが医科大学の先生という設定が、なんだかちょっと意外だったので、なんでここでリスだったんだろうと思ったのであります。
動物がもし喋ったら楽しかろうな、というのは大人の考えで、子どもたちにとっては動物だって普通に話し相手なのかもしれないけど。
兎さんの本屋とリスの先生 村山籌子
朗読は、45秒あたりからです。
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