【世界の結婚式を巡る旅】チリで素敵な家族にお世話になった話
28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。
旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎
前回の記事はこちら。
アルゼンチンからチリへ
アルゼンチンでの結婚式見学終了後、そのまま空港へ向かい、翌朝の飛行機でチリへ。厳しい環境だった中南米、いよいよラストの国となります。
ベニさんにとにかくお世話になった毎日
チリでは、私の日本人の友人の友人であるベニさんという方に何から何まで
お世話になりました。
まずは空港からの移動方法。ベニさんが事前にtransvipという現地の旅行会社の空港送迎サービスを予約しておいてくれたので、安全安心に市街に出ることができました。
続いて滞在場所。ベニさんはご両親とサンティアゴのマンションの一室に住
んでいて、そちらのゲストルームを使わせてもらえることに。お部屋からは山々を眺めることができ、毎日美しい景色にとても癒されました◎
さらにお母さんが朝昼晩と私の食事も作ってくださり、まるで家族のように一緒に食卓を囲ませてもらいました。
さらにチリでの結婚式の見学は、ベニさんが現地のウェディングプランナーさんに直接連絡を取ってくださって実現しました◎
ですが正直、チリの思い出は結婚式の見学よりも、ベニさんとそのご家族と一緒に過ごした時間があたたかく穏やかで幸せすぎて、一番強く記憶に残っています◎
友人の友人、つまり赤の他人に対して、こんなに優しくきめ細やかに接してくれたこのご恩は一生忘れません。「私もそういう人になりたい」と心から思う人と家族に出会うことができたことが、私にとっての人生の宝物となりました✨
サンティアゴ観光
チリには1週間滞在させてもらい、その間にベニさんが色々な観光名所に連れて行ってくれました。お仕事もある中、お休みを取ってくれたり、仕事後に待ち合わせをしたりと、いつもこちらを気遣ってくれて本当に優しさに甘えっぱなしでした。
1日目:中央市場とアルマス広場
ベニさんのご自宅から地下鉄に乗り中央市場へ。市場近くにあるウェディングアイテムの売っているいくつかのお店に案内してもらいました。
こういった雑貨店には、日本のキャラクターのグッズもいくつか売っていて本当に日本のアニメ文化はすごいんだなと。ベニさんも小さいときはセーラームーンを良く見ていたと話していました◎
中心部にあるアルマス広場も立ち寄らせてもらいました◎
教会は無料で中に入れます。とても美しく迫力のある大聖堂に感動✨
2日目:モネダ宮殿とイダルゴ城
本日も美味しい朝食。素敵すぎて毎日写真を撮らせてもらっていました(笑)
本日は夕方にベニさんと待ち合わせをして、チリの大統領官邸であるモネダ宮殿とその隣にある文化センターへ。
3月のチリは20時頃まで日が沈まないので、夕方から出掛けてもまるで昼間のようで嬉しかったです◎
イダルゴ城は急な階段が多くてドキドキでしたがとても良い景色でした!
帰りにキッチンカーに立ち寄ってちょっと休憩◎
こちらでチリの有名な飲み物である、Mote con huesillo モテ・コン・ウエシージョを購入◎
ピーチ味のドリンクに麦が入った、日本人にはちょっと不思議な組み合わせのドリンクですが、とっても甘く冷たくて疲れた体を癒してくれました✨
さらにそのあとの街観光で私はアイスも買うというとんだ贅沢ぶり。ベニさんに紹介してもらうと買いたくなってしまうので、珍しく散財していました(笑)
それにしてもサンティアゴの街は、どこを切り取っても絵になります。建物が素敵だからかな☺
一方、道に野犬がいたりと南米らしい場所もありますが、その近くには高層ビルが立ち並んでいたりと、なんていうかギャップが激しいです。
3日目:ロス ドミニコス民芸品村と海苔巻き造り
この日はベニさんが一日お仕事。
午前中はマンションから歩いて行けるロス ドミニコス民芸品村へ。
こちらは、チリの文化、伝統、風土に触発されたアーティストが出店している場所。革製品やアクセサリーなど、贈り物やお土産にピッタリの個性的なアイテムがたくさん並んでいました。
こちらの施設の雰囲気に強く惹かれて、この日以外にも時間があるときにはよくお散歩に訪れていました◎
午後は、お世話になっている御礼に夕飯を作らせてもらうことに。メニューは日本の海苔巻き!
お母さんに大きなスーパーに連れて行ってもらい、日本の食材を調達。メインの具材はチリの名産品のサーモンにしました◎海外でお刺身が食べられることはとても貴重なので嬉しかったです☺
恥ずかしながら鍋でお米を炊いたのは初めてだったのですが、うまくできてホッとしました。
巻き簾は日本から持参したもの。いつか誰かに振舞おうと思っていたのですが、一度も出番がなかったのでここで役立って良かったです(笑)
なんとか完成!ふぅ。
ベニさんのご家族は日本の文化にとても興味がおありとのことで、醤油差しや漢字が書かれた取り皿が揃っていたのには驚きました!
それでは召し上がれ~◎
・・・とても絶妙な表情をされたのを私は今でもはっきりと覚えています(笑)
お母さんが、「これはこれで美味しいけれど、チリで食べるお寿司とは違うわ。明日は御礼にチリの寿司店に連れて行ってあげるわね。」と言って励ましてくれました。
4日目:サン・クリストバルの丘とチリの寿司店
4日目はベニさんの甥っ子くん・姪っ子ちゃんと、サン・クリストバルの丘へ。ケーブルカーに大興奮の甥っ子くんたち。
紅一点の姪っ子ちゃん☺
お目目キラキラで可愛すぎる✨
丘の上から、サンティアゴの街が一望できるとても美しい場所でした。
私自身甥っ子姪っ子がいるので、久々の子どもたちとのふれあいはすごく楽しかったです☺
そして夜は、ベニさんのご家族と昨日約束したチリのお寿司屋さんへ!
チリではお寿司がブームだそうで、お店は大盛況でした。
まずは、NIKKEI ROLLS。
海苔ではない具材で巻かれているタイプで、多少の違いはあれどほぼサーモン・アボカド・クリームチーズで出来ています。
この3つは私の大好物(笑)なので、すっごく美味しくて気に入りました~☺
そしてこちらが、サーモンのNIGIRIとTEMPURA&PANKO ROLLS。
サーモンのNIGIRIにも、クリームチーズのソースがかかっているのに驚きました(でもすごく合っていて美味しかった)!
TEMPURA&PANKO ROLLSは、シャリの周りに揚げ玉がトッピングされているタイプのようです。
どれも日本でいうカリフォルニアロールに味は近いのですが、どれも具材たっぷりでとても美味しく、日本でも販売してほしいくらい(笑)
お店では特製箸が用意されていて、誰でも簡単に使える仕様になっていました◎これは便利!
最後にデザート寿司も頼んでくれました◎
こちらは、クリームチーズとジャムをクッキーのような生地で巻いたもので、チョコレートソースを付けていただきます。ロール自体は甘さ控えめですが、チョコを付けるとしっかりと甘さがプラスされて、これもとっても美味しかったです✨
ただの旅の記録になってしまいました(笑)
アルゼンチンでの完全一人旅から一変、チリではこんな素敵な家族と一緒に過ごさせてもらって、本当に本当に幸せな毎日でした。
と同時に、日本の自分の家族に会いたい欲もどんどん大きくなっていって、なんとなくここチリで ”旅の終わり” を意識したように思います。
結婚式の見学に行かせてもらった5日目と6日目は、次回書きたいと思います。
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