【世界の結婚式を巡る旅】シンガポールのブライダルフェア
28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。
旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎
前回の記事はこちら。
中国からシンガポールへ
中国ではせっかくなので有名観光地の『万里の長城』にも行ってみたのですが、本当に観光に興味のない私は「遠かった、大きかった、人がいっぱいいた」くらいの感想しかなかったので割愛します。でも行って良かったけどね。
さていよいよ旅の最後の国となるシンガポールへ。
シンガポールには高校時代の友人が住んでいたので、訪問することに決めました。
4月のシンガポールは結婚式の閑散期
シンガポールでは、現地でウェディング関連のお仕事をされているエリックさんが案内をしてくれました◎
「結婚式の見学がしたい!」と希望を伝えさせてもらったところ、まさかの私が訪問した4月は結婚式の休み期間とのこと。
シンガポールでは、清明節(日本でいうお盆)のため通常3月の下旬から4月いっぱいはほとんど結婚式が開催されないそうなのです・・。
そうとも知らずに、のこのこシンガポールにやってきてしまった私。そこでエリックさんがホテルで開催されるブライダルフェアを訪問することを提案してくれました◎
シンガポールのブライダルフェアは、日本と同じくほとんどが新郎新婦向けのもの。シンガポールでは以下のようなサイトを参考に、新郎新婦自身がブライダルフェアを探して参加するとのことです☺
シンガポールのブライダルフェアに参加
■ マンダリン オリエンタル シンガポール
今回2か所のブライダルフェアに参加させてもらいました!
まず1か所目はこちら『マンダリン オリエンタル シンガポール』。
会場入ってすぐの装飾の様子。
豪華なフラワーアーチがお出迎えしてくれました☺
入ってすぐ婚礼料理の試食コーナーが◎
新郎新婦は自由に取って食べていいそうです。
料理は中華料理で、3品ほど用意されていました。
反対側にはパンとスープも◎
会場に入ると人前挙式のレイアウトが展示されていました。
生歌のアーティストさんもいてとても臨場感のある雰囲気◎
会場中央には、キラキラと光を放つLEDのバージンロードが✨
ウェルカムスペースの装飾も展示されています。
これからの季節を意識した、夏らしいコーディネートが素敵◎
会場を出たところに、ウェディングケーキのサンプルが飾られていました。
とても独創的なデザイン✨
赤色が散りばめらているあたり、中国人カップル向けなのかな。
お隣にはスイーツビュッフェのコーナーが◎
こちらも試食ができるとのことでカップルさんたちで賑わっていましたよ☺
一口サイズの可愛いスイーツたち♡
また結婚式で実際に提供されるお料理も展示されていました。立派なロブスター!
■ コンラッド センテニアル シンガポール
2か所目に訪問したのは『コンラッド センテニアル シンガポール』。
入り口入ってすぐの場所にウェディング用のペーパーアイテムが飾られていました。
こちらは「囍」の字(双喜=ダブルハピネス)が使われているので、中国人カップル向けのペーパーアイテムだと思われます。
囍はふたつの喜びが重なったとき、または特別な喜びを表すとき使われる文字で、とくに結婚式のときに好んで用いられるそうです。
会場内の様子。中央にお食事の試食コーナーがあり、その周りにゲストテーブルがセッティングされていました。
高級感あふれるテーブルコーディネート。
コンラッドベア発見!
舞台上はお花とマーキーライトで装飾されていてとても華やか✨
こちらはペーパーアイテムと同じ「囍」の字のマーキーライトです。
おめでたい感じが伝わってきますね◎
メニュー表。高級感のあるシンプルなデザインです。
会場内の雰囲気はこちらのムービーからどうぞ◎
会場を出るとその場で写真が撮れるフォトブースも用意されていました。
エリックさんが「シンガポールは多文化都市なので、中国人、インド人、マレー人の結婚式スタイルを見ることができますよ。」と教えてくれた通り、ブライダルフェアを通して色々な文化の入り交ざった結婚式の一部を見ることができ、とても勉強になりました◎
翌日エリックさんが、インド人カップルが結婚式を執り行う寺院にも連れて行ってくれました。
中は撮影禁止だったので外からの写真だけ。
国や宗教によってこんなにも場所やスタイルの異なる ”結婚式” という文化は本当に面白いなぁとつくづく思いました。
いつかインドの結婚式も見学してみたいなぁ✨
シンガポール名物 ”ホーカーズ” へ
その日の帰りにエリックさんとシンガポール名物のホーカーズへ!
リーズナブルなローカルフードを手軽に楽しめるホーカーズは、たくさんの人で賑わっておりとても活気がありました☺
人気の屋台グルメをいくつかいただきましたよ◎
『シュガーケーン』
さとうきびのジュース。甘くて美味しい!
『牡蠣の玉子炒め』
こちらは日本人にも食べ馴染みのある味でした。
(翌日エリックさんより「牡蠣にあたった…」と連絡があってビックリ)
『サンバルスティングレイ』
日本では珍しいエイの料理。エイはマレー名でIkan bakar(バーベキューフィッシュ)と呼ばれ、シンガポールでは人気のシーフードだそう。
アカエイの切り身にサンバルペースト(チリソースの一種)を塗り、バナナの葉で10分ほど包んで炭火で焼かれたお料理です。
初めて食べましたが、ぷりぷりしていて美味しかった!
『サテ』
ビーフ、チキン、ラムなどの肉を、炭火で焼き上げたシンガポール風の串焼き料理。ピーナッツベースの甘辛ソースにつけていただきます。
こちらはホーカーズにいるほとんどの人が食べていた印象◎お酒は飲んでないけど、おつまみにピッタリの一品でした!
その後有名観光地ガーデンズ・バイ・ザ・ベイにも立ち寄らせてもらいました。近未来的なライトアップは迫力と美しさがあり圧巻でした~✨
幸せすぎる友人との時間
シンガポールでは高校時代の友人のお宅にお世話になりました。小さな子がいる中で長期間お邪魔してしまって本当に申し訳なかったです・・。
でも本当に久々に、友人と遊びに行ったり、カフェに行ったりという時間を過ごさせてもらって、それはもう幸せでした✨
お散歩しながら街の教会に立ち寄ってみたり、
セントサ島に一緒に連れて行ってもらったり、
まさかのお誕生日までお祝いしてもらって・・・😢✨
ありがたすぎて本当になんと御礼をいったらよいのやら・・・!
友人とお出かけして、ランチ食べて、カフェに寄って帰るという、日本では当たり前すぎた日々が、こんなにも貴重で幸せなことだって、海外に行って初めて気付きました。その当たり前じゃない幸せを、日本に帰る前に一足先に体感させてくれて本当にありがとう✨
旅の終わり
ドバイにいるときに購入した日本の羽田行きのチケットを使うときが来ました。今までの旅の癖で、空港から宿泊先(自宅)までの移動方法も同時に調べて保存している自分に笑っちゃったりして。
最後となるシンガポールの空港ラウンジでは、ゆっくりと今までの旅を思い返していました。出発前はあんなに恐怖や不安と戦っていたのに、今心の中にあるのは旅の中で出会った人たちへの感謝の気持ちだけ✨
まさか旅に出る前はこんな気持ちで帰ってこられるとは思わなかったので、本当に本当に嬉しかったです。達成感と充実感、そして無事に日本に帰ってこれた・・という安堵感に満たされて、私の【世界の結婚式を巡る旅】は幕を閉じました。
次回、少しだけ旅を終えての気持ちを綴ろうと思います。