【世界の結婚式を巡る旅】メキシコの豪華なホテルウェディング①
28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。
旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎
前回の記事はこちら。
Loさんとの別れの日
大変お世話になったLoさんとLoさんのお宅に別れを告げ、次なる目的地メキシコシティへ移動の日。
いつもと同じように一緒に朝ごはんを食べ、愛犬ブンケと遊んで、お昼前に出発しました。空港まで車で送ってくれて、本当に感謝しかありません。
グアダラハラに着いたときは不安で泣きそうだったのに、今はLoさんとの別れが寂しくて泣きそうになっているなんて、なんて幸せなことだろう。
ちなみに空港での手続きがスペイン語で(同じメキシコ内での移動だったからかな)、ちんぷんかんぷんな私に、最後まで優しくフォローしてくれて、本当に優しい方でした(恥)
次なる目的地 メキシコシティへ!
グアダラハラからメキシコシティまでは、小さな飛行機で1時間半くらいの移動。長時間のフライトに慣れた私にとってはあっという間でした。
メキシコシティでは、ご縁あって「シェラトン メキシコシティ サンタフェ」というホテルでの結婚式を見学させてもらえることに◎
今回はゲストという枠ではなく、初めてウェディングプランナー側の知り合いとして見学をご了承いただけたのでとても楽しみでした!
着いた日の午後の結婚式だったので、空港からタクシーを予約しておき、すぐに今日宿泊予定のホテルへチェックイン。
夜中に結婚式が終わってから安全に帰れるように、シェラトンの隣の少しリーズナブルな「ノボテル メキシコシティ サンタフェ」に泊まることにしました。
シェラトン メキシコシティ サンタフェに到着
昼間は歩いて移動しても全然問題なさそうな地区だったので、カメラと小さなバッグだけ持って徒歩でシェラトンへ!
日本と同じくとっても綺麗で高級感のあるホテル✨
ロビーで、今回見学させてもらうウェディングチームの代表であるLuchyさんとご対面。
緊張したけど、とても優しそうな方で一安心◎
会場内を自由に見学してOKとのことだったので、現場の空気を堪能してたくさん写真を撮影させてもらいました。
会場前に『シーティングチャート』を発見!
パーティ会場の前のテーブルの上には、『シーティングチャート』が置かれていました。
日本では『席次表』をゲスト一人ひとりに配って座る席を案内しますが、海外では『シーティングチャート』や『ゲストボード』と呼ばれる、テーブルの位置を記した表を会場入り口に置いておくのが主流です。
周りに置いてあるのは、ゲストの名前と座るテーブルナンバーが記された『ゲストカード』。シンプルで分かりやすいですね♪
実は飛行機の時間の関係で、私はパーティが始まって少し時間が経ってからの到着となったのですが、まだ来ていないゲストがちらほらいることが分かります。
これぞメキシコ時間と言うべきか・・愛すべき文化です^^
パーティ序盤の会場内を撮影
前回参列したグアダラハラの結婚式で、メキシコの結婚式は「最終的に席なんか無かったかのようにみんなダンスフロアに集まる」ということが分かったので(笑)、開演直後の席の様子を撮影してみました!
まずこちらが会場入ってすぐの場所に配置された、新郎新婦と近しい家族のお席。
後々こちらのテーブルの椅子は撤去され、ビュッフェ会場となっていたので、新郎新婦はパーティの最初しか席につかないようです。
続いてゲストテーブル。
装花が豪華かつダイナミックでとても素敵✨
会場前のテーブルに飾られていたお花も『ホワイト×レッド』だったので、おふたりの結婚式のテーマカラーのようですね◎
会場の中央にはダンスフロアが!
『シーティングチャート』に書いてあった ”pista” とはこのダンスフロアのことでした。場所や舞台という意味があるそうです。
ダンスフロアの前にはDJブースもありました。
会場内から外に出て、一服したり休憩できるスペースも◎
皆さん思い思いに休憩したり、風を浴びにお外に出ていましたよ。
ダンスタイムがスタート!
お食事の提供がひと段落したタイミングで、新郎新婦による『ファーストダンス』が始まりました。
ふたりのダンスに導かれるかのように、ゲストもダンスフロアに集まってきます。
続いて ”親子としての最後のダンス” という意味がある両親の『ラストダンス』がスタート!
お母さんの嬉しそうな顔が素敵です。
その後はゲストもフロアに出てダンスタイム!
今回の結婚式は、小さなキッズのゲストも多かったのですが、大人に負けず劣らずダンスを楽しんでいる姿が印象的でした✨
日本の結婚式との違いに驚いたこと
話は変わりますが、今回の結婚式はLuchyさんのウェディングチームの皆さんと一緒に行動をさせてもらいました(まるでチームの一員になったみたいで嬉しかったです)。
その中で一番驚いたことは、ダンスタイムに入るとチームの皆さんが休憩を取るのですが、普通に空いているゲストテーブルに座って休憩するということです。
しかも、結婚式のコース料理まで出してくれました!
新郎新婦やゲストのいる会場内で、スタッフがご飯を食べることなんて日本では考えられないので衝撃・・。
日本との違いに驚きましたが、メキシコの結婚式は本当に長丁場だし、しっかり休憩を取ることは大切だと思います!
こういうフランクさも素敵だなぁ^^
チームの皆さんが、私のためにスペイン語を英語に翻訳してくれたメニュー表。その優しさが本当に嬉しかったです✨
メニュー内容は、魚料理(前菜?)・スープ・肉料理・デザートとシンプルでしたが、その理由はあとになって分かりました◎
日が暮れてホテルの周りは一層煌びやかに✨
会場内の照明も落とされて、ダンスフロアの雰囲気がガラリと変わりました。
『キャンディビュッフェ』がお目見え!
時刻は夜8時。
ゲストも踊り疲れて少し小腹が空いたなーというタイミングで、白いベールに包まれていた『キャンディビュッフェ』がお目見えしました◎
『キャンディビュッフェ』とは、キャンディやマシュマロ、チョコレート、スナック菓子、ドラジェなどを可愛く並べて、ゲストに自由に楽しんでもらうためのお菓子のビュッフェのこと。
好きな時に食べるも良し、袋に詰めて持ち帰ってもらうも良しなので、ゲストもカジュアルに楽しめると人気の演出です。
日本でも取り入れられる方の多い演出ですが、その種類の多さと装飾の華やかさにびっくり✨
『キャンディビュッフェ』のお目見え後は、まず新郎新婦の記念撮影◎
その後、『ケーキカット』と続きます。
その後は、新郎新婦+家族での記念撮影です。
その後にいよいよゲストに『キャンディビュッフェ』が振舞われました!
迷ってしまうほど種類の多いお菓子に興奮して、たくさん写真を撮ってしまったのでできる限り載せていきますね♪
ちなみにこの『キャンディビュッフェ』をセッティングされたのは、Luchyさんたちのチームではなく、別の専門チームの方だそうです。
こういったところは、しっかり分業制になっているんですね◎
常にビュッフェ台の様子を見て、お菓子が無くなると補充をしてくれていました。
せっかくなのでそちらのチームの方もパチリ!
子どもから大人まで大盛況◎
『キャンディビュッフェ』は大人気で、最初は長蛇の列ができていました。
「これは何だろう?」と選んでいる様子。皆さんすごく楽しそう✨
一番人気だったのは、まさかの甘いお菓子ではなく、こちらのスナック菓子。袋にソースを入れて混ぜて食べるそうです。
白はレモンのソースで、赤はサルサソース。
すごく辛そうな色だけど、そこまで辛くはないそう(笑)
ちなみにビュッフェ台中央に置かれた、ケーキカットのケーキはしばらくナイフがそのままでした。
ちょっとシュール(笑)
結婚式は人と人との繋がりの場
ビュッフェ台の前で出会ったこちらの方は、ご自身の結婚式をLuchyさんのウェディングチームにお願いされたそう!
そしてこの方のご紹介で、今回の新郎新婦もLuchyさんのチームにお任せすることになったそうです。
「あの時は本当にありがとう!素敵な思い出よ!」と話されている姿に私まで感動してしまいました✨
こうやって人と人とが繋がっていく結婚式の場ってやっぱりすごく素敵だし、そういったご縁を大切に丁寧にお仕事をされているLuchyさんの人柄が見えた気がしました◎
まだまだパーティは続く・・・
さぁゲストのお腹が少し満たされたところで、まだまだメキシコの結婚式はこれからが本番!
(新郎新婦もゲストも、本当に皆さんパワフルですごいー!!)
長くなってしまったので、次回に続きます◎