新型コロナウイルス初期騒動時、ブダペストに滞在していた時の感想
新型コロナ初期発生時にハンガリー・ブダペストにいました。当時感じたたことを思い出し、記します。記憶の混濁により公式発表などの事実と異なる点あるかもしれませんが、御了承ください。
期間:2020年3月初旬から2020年7月3日まで
(2017年4月からハンガリーに駐在していました)
全体の感想
総論として、ハンガリーの政策は他欧州での状況と比較したときに相当緩かったという印象です。たとえばイギリス、フランスなどはエッセンシャルワーカー以外は外出禁止と聞き及んでました。
・外出制限はあるものの罰則規定はなし。しかし1日に1時間程度散歩や買い物であれば外出してもOK。実際に上記期間中、何度も外出しましたし、後述の通り1日ごとに出勤してもとがめられることは1度もありませんでした。
・公共交通機関は通常よりも減便していたが運行していた。
・スーパーや郵便局などは通常通りに営業。なお、店舗に関しては、朝9時までは65歳以上の高齢者のみ利用可能。
・お店などは開店しているところと開店していないところでまちまち。
・コロナを機にデリバリーサービスははやりませんでした。
個別の感想
・近所の公立小学校はオンライン授業でした。(日本人学校もオンライン授業)
・職場では、二組に分かれ一日おきにフィジカルとリモートでの勤務。なお、分かれた組との接触禁止。
・朝はラッシュで人混みを避けるために職場への行きは職場の車で、帰りは公共交通機関。(8:30~17:45の出勤形態)
・航空機は動いてたようですが、結局7月まで利用できず。カタール航空を利用しました。なお、同時期に日本に帰った同僚は3月25日にカタール経由で日本へ出発。(この便を最後にしばらくカタール航空も動かないと通達がありました。
街の中の様子
・スポーツジムも普通にやってました。
・病床が日に日に足りなくなっていたとの報道あり。しかし特に外出制限などが厳しくなることもありませんでした。
・企業が町中で布マスクを無料配布している時がありました。
・交通機関に乗る際にマスクは必要でした、マスクの代わりにスカーフ等でもOK。(のちにNGになりました)
・夜8時、医療従事者に感謝をするために拍手をすることが広まり、その時刻外から拍手が聞こえました。