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青に別れて、夏に発つ

Aug.’24
これまでの記憶を真の意味において忘れることができたら、時の流れはどれほどゆっくりとしたものになるだろう。毎日はどれほど刺激的で鮮烈なものになるだろう。
しかし私はそれを望まない。今も絶えず一歩一歩、未知で開かれた“世界”へと歩いて行っているという認識と、全感覚をまとって毎日を新しく創作していく智慧によって、刺激的で鮮烈でかつ懐かしさを愛する毎日を、歩いて行きたいと切望する。

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青に別れ,   夏に発つ
二十余年 月日を重ねても
新しい花は咲く
あの丘の向こうに何が見えるか
その期待だけで
生きて登りたいと
身体が動く

世界 に僕は生きている

言葉なしに通じるものは
心の深くに橋を架ける。

見たことがないもの 聴いたことがないもの
感じたことがないもの、 この世界に
溢れていると確信する。

新しい経験をして、景色はどう
変わっていくのだろう。

美しいもの 心から望むもの 祈るもの
どんな風になってゆく。

嬉しいときに思いっきり喜ぶんだ。
わくわくするときに思いっきりはしゃぐんだ。
つまらないものはつまらないと
言ってほしい。
こうありたい というプライドが
人を強くする。
大切な人、一緒にいる人が
人を強くする。

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Sep.’23 旅日記より

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