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常識と偏見

こんにちは!くつばこ+のせんです。みうと note にちょくちょく出てくる S と一緒に、海に行ってきました。ずっと行きたかった海で、たくさん笑ってたくさん写真を撮って、とても楽しかったです。

☆アインシュタインの言葉

今日は、常識と偏見について。
相対性理論の研究で有名なアインシュタインが、こんな言葉を残しています。

「常識とは、18 歳までに身につけた偏見のコレクションである」

みなさんこの言葉を見て、どんなことを思いますか?「たしかに…」と思う人もいれば、「どういう意味だ?」と思う人もいるかなと思います。せんは初めてこの言葉を見た時、「その通りだなぁ」と、すごく共感しました。ここでいう常識は、"世間で暗黙の了解として広がっているもの"というよりは、個々が持っている「これは当たり前のことでしょ」という常識が近いかなと思います。

☆子どもの頃どう過ごしたか

過去のnoteにもたびたび出て来ていますが、子どもの頃の過ごし方は、その後の人生に大きく影響します。家庭という小さくて脆い世界で、大きくて頑丈な基盤が作られる。プラスの基盤もマイナスな基盤も、そう簡単には壊せません。
家庭によって異なることってたくさんありますよね。父親が家事を積極的にやる家もあれば、父は仕事、母はパートと家事の家もある。塾に行って進学校を目指すことが大切と思っている家もあれば、家族のことを最優先に考えて家族のために生きることが大切だと思っている家もある。仮に第三者から見たら真逆に見えるものがあったとしても、それぞれが当たり前だと思っていて、それぞれの常識なんです。でもこれは、育った家庭や環境に強く影響されるので、すごく偏っています。

☆18 歳をむかえたら

アインシュタインは、なぜ年齢を 18 歳までにしたのでしょうか?様々な理由があると思いますが、せんなりに考えた理由は、日本では多くの人が高校を卒業して、今後の生き方を考える年がちょうど18 歳であること。大学に進んで学びを深めるのか、就職して社会人になるのか。はたまた別の道を選ぶのか。このときに何かしらの選択をしなければいけません。その選ぶ判断基準は、これまでの知識や経験、物事に対する自分の思考になると思います。これまで得たもので作られた、「自分が思う世の中」というものがあって、その中で自分がどうやって生きていくかを考える。18歳はそんな時期ですよね。この「自分が思う世の中」が、その人の常識であり偏見になるんだと思います。
18歳を超えるとぐっと行動範囲が広がり、いろんな人や物事と出会う機会が増える人が多いと思います。今まで出会ったことのないような人たちと出会い、「自分が思う世の中」とは全然違う世の中があることを知る。時には受け入れ難い世の中もあるかもしれないけれど、ここから先は、いろんな世の中に、いろんな常識と偏見に触れて、「自分と誰かの世の中」を知っていくことが求められるのかなと思います。

4月からは成人年齢が18歳になり、突然多くの人が大人としての言動が求められます。でもいきなり大人になれというのは難しいので、まずはいろんな人と出会って、いろんな世の中に触れることを楽しんでほしいなと、もうすぐ22歳になるのに、ちっとも大人になった気がしないせんは思っています。

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