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全国学力テストの問題点?

今日は、全国学力・学習状況調査の話をしたいと思います。
こんにちは、くつばこ+のうたです。人間って楽な方に流れちゃうんですよね。やらなきゃ!って思っていても、何かと理由をつけて後回し。そんな自分に嫌になるっていうことの繰り返し感があります。

☆全国学力・学習状況調査って?

全国学力・学習状況調査は、全国学力調査とか、全国学力テスト等と言われることもある、小学6年生、中学3年生の全員が受験するテストです。目的は、

・義務教育の水準の維持向上のため、全国的な学力・学習状況を把握する
・実際の児童生徒への教育指導に使用する

の2つが挙げられます。2つ目の実際に受験した児童生徒へのフィードバックの目的があるため、全数調査が行われているという背景があります。

☆知的障害の人は受けない

国公立の学校は基本的にはすべての学校が参加しています。基本的にはといったのは、知的障害のある生徒が通う学校は受験しなくていいからです。知的障害があれば、障害が理由で勉強が得意でないとみなされるわけですね。つまり、学力テストでいい点数を学校として、クラスとしてとることを考えると、少しでも知的な遅れがあったら、知的障害があるので特別支援学校に通っています、とすることが最適解となっています。

☆インクルーシブ教育は不利に

つまり、学力テストの点数を都道府県単位とか、学校単位であげようと思ったら、インクルーシブ教育はしてはいけないわけです。これも、日本ではインクルーシブ教育が一向に進まない要因の一つです。もちろん、これだけじゃないですし、なんならもっと大きい要因は別にもあります。でも、都道府県や市町村レベルで点数が公開されてしまうこともあるので、点数が低いと住民からお叱りの言葉をもらうことにつながっちゃうのです。これにより、インクルーシブ教育を都道府県や市町村レベルで推進しにくくなっているのは間違いないと思います。

ということで、インクルーシブ教育が進まない要因や特別支援学校の生徒が増えてる要因について、学力テストのことを触れてみました。もちろん、他にもいろんな要因があると思うので、探してみてください。

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