くちなし

さみしさ置き場

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うちの猫が死んだ

うちの猫が死んだ もう十分生きた、往生だったと思う 死の瞬間を見た 青い目の美しい子だった その目を開いたまま亡くなった 複雑に光る青い宇宙が、 静かに濁っていくのをただ見ていた その次の瞬間に、恐ろしいほど大きな谷を見た その子は、物になった たった、あの一瞬で 腐るのを待つ物になった 10年以上を共にした時間の流れが、 断絶された瞬間を見た 数日後、荼毘に付した とうとう姿さえ消えた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この文は私の弔いです 悲しみを形に残

    • 例えばこのさみしさを集めて ちいさな砂粒のような欠けら達を集めて、 丁寧に集めて 星屑にでも、石にでも、もやにでも、 なんでもいい、何か形あるものに出来るなら できればうつくしいものに出来るなら どこにも行けないこのさみしさ達も救われるのに

      • 夏に食べるアイスの 体に悪そうなブルーのような

        • 人に、環境に、楽しませてもらおうと考えている人生なんてつまらないよね 自分で自分を楽しませること、わくわくさせることの大切さ

        • うちの猫が死んだ

        • 例えばこのさみしさを集めて ちいさな砂粒のような欠けら達を集めて、 丁寧に集めて 星屑にでも、石にでも、もやにでも、 なんでもいい、何か形あるものに出来るなら できればうつくしいものに出来るなら どこにも行けないこのさみしさ達も救われるのに

        • 夏に食べるアイスの 体に悪そうなブルーのような

        • 人に、環境に、楽しませてもらおうと考えている人生なんてつまらないよね 自分で自分を楽しませること、わくわくさせることの大切さ

          ヒールのある靴を履く、ただそれだけで魔法がかかったようにわくわくした、あのころがなつかしいなあ。

          ヒールのある靴を履く、ただそれだけで魔法がかかったようにわくわくした、あのころがなつかしいなあ。

          ここ2日ほど前から、どこを歩いても金木犀を感じる 桜が一斉に咲くみたいに、街のどこでも、ちがう街でもおなじく香る秋の報せをきいて、わたしよりもよっぽど正しく生きてるなぁなんて思った

          ここ2日ほど前から、どこを歩いても金木犀を感じる 桜が一斉に咲くみたいに、街のどこでも、ちがう街でもおなじく香る秋の報せをきいて、わたしよりもよっぽど正しく生きてるなぁなんて思った

          私は自由な人(自由に見える人)への憧れがすごくあって、キラキラしてて、羨ましくて、なんなら妬ましくさえ思う けどそうじゃないよね、私にとってなぜその人が自由に見えるの?私がその人に対して感じている“自由”って?その憧れの“自由”のためにどう行動するの?ってのが大切だよね

          私は自由な人(自由に見える人)への憧れがすごくあって、キラキラしてて、羨ましくて、なんなら妬ましくさえ思う けどそうじゃないよね、私にとってなぜその人が自由に見えるの?私がその人に対して感じている“自由”って?その憧れの“自由”のためにどう行動するの?ってのが大切だよね

          完璧な程に美しいもの 美しいとはいつも閉じ込めたいある一瞬だ 美しいものを見ると、その一瞬になりたいと思う この憧れのような切ない気持ちをそっと鋭利にしていけば、わたしも静かに美しく静止して、そのものになって消えていけるのではないだろうか

          完璧な程に美しいもの 美しいとはいつも閉じ込めたいある一瞬だ 美しいものを見ると、その一瞬になりたいと思う この憧れのような切ない気持ちをそっと鋭利にしていけば、わたしも静かに美しく静止して、そのものになって消えていけるのではないだろうか

          暑いのと甘いのって似てると思う 少し空気の甘い夜

          暑いのと甘いのって似てると思う 少し空気の甘い夜

          暖かい季節で、天候は晴れ 凪いだ海の、一本だけ伸びた桟橋の先に座っている 静かな水面にそっとつま先をつけて、水紋が出来るのを見届けたあと そのままするりと水に落ちて、私は人魚になる そしてきっと、美しい獣になるように、何もかもを忘れて泳いでいくのだ

          暖かい季節で、天候は晴れ 凪いだ海の、一本だけ伸びた桟橋の先に座っている 静かな水面にそっとつま先をつけて、水紋が出来るのを見届けたあと そのままするりと水に落ちて、私は人魚になる そしてきっと、美しい獣になるように、何もかもを忘れて泳いでいくのだ

          大人になるのは楽しいらしい それを希望にしている 少し落ち込む出来事があった 昔から変わらない、私のだめなところ もっと大人になれば何か変わるだろうかと思っていたけれど、どうやらややこしい私はずっと私らしいし、そこに慣れや諦めが加わるだけのようだ 私が私に納得できるのはいつか

          大人になるのは楽しいらしい それを希望にしている 少し落ち込む出来事があった 昔から変わらない、私のだめなところ もっと大人になれば何か変わるだろうかと思っていたけれど、どうやらややこしい私はずっと私らしいし、そこに慣れや諦めが加わるだけのようだ 私が私に納得できるのはいつか

          なんで今更お正月の話してるんやろ…w

          なんで今更お正月の話してるんやろ…w

          お正月の静寂

          私は郊外の住宅街に住んでいるのだけれど、お正月の街から受ける静かな賑やかさが好きです。 いわゆるベッドタウンと言われるような街。あたらしくはない街。 住宅街の中、普段ない場所に車が止まっている。あのお家の人、実家に戻ってきたのだろう。 お昼間なのに大きな道路には車があんまり走っていなくて、テレビは普段と違う番組ばかり。 人なんてほとんど歩いていない街なのに、家族連れや夫婦とちらほらすれ違う。 朝と夕方ばかり混む小さな駅まで行けば、誰かと会うために出かけるであろう、若い人が電

          お正月の静寂

          感情が揺さぶられるほど美しいものを見ると、こわいと思う。いつも。

          感情が揺さぶられるほど美しいものを見ると、こわいと思う。いつも。

          てゆか適当に魚と書いたが魚でいいのか?笑

          てゆか適当に魚と書いたが魚でいいのか?笑

          にんげんが空に憧れるのは、昔まだわたしたちが魚だったとき、青い水の中を自由に泳げた名残なんですって。と、昔どこかで読んだことをおもいだす夜。

          にんげんが空に憧れるのは、昔まだわたしたちが魚だったとき、青い水の中を自由に泳げた名残なんですって。と、昔どこかで読んだことをおもいだす夜。