電気コンロでコーヒー豆を自宅焙煎してみた。
週一ペースで楽しいキッチン焙煎です。
さて、今回のキットはこちら。
タイマーが増えてすこーし装備が整ってきたような、そうでもないような? いたってシンプル。
とにかく時間との勝負ってことでささっと生豆を水洗い。そこで気づいた。
ハンドピックしてなかった!
というわけで本当は水洗いして時間を置かずにって思ってたのに作戦変更。
この状態でハンドピックはしづらいな……。
しかし、いざやってみると虫食いとか変形豆とか、いつもの乾燥状態での選別とは違うタイプの不良豆を見つけることができた。
なるほど。ある意味皮が変色してるなんて洗ってしまえば問題ないのかもしれないしな。
とにかく異物の混入は無さそうだ。
今回は前の反省にならって50gのみの焙煎だから作業が早い。
問題は電気コンロです。
前回1ハゼまで持っていくのに思ったより時間がかかってしまった。
つまり火力不足ってことなのか?
などなど考えて導きだした今回の手法がこちら。
ポップコーン方式。
アルミ箔には穴を開けず、完全ブラインド焙煎。
なんででしょうね?
実は前回、電気コンロのあまりの静かさにハゼ音がとてもはっきり聞こえたんです。
これをもっと集中して聞いてみようか。
なんなら音だけでいったろかいって話。
見るな、聞け。
心の目で見ろ。なんならフォースを信じろ。
気分だけそんな感じ。
もちろん途中でスプーン使って色目は確認するつもりですけどね。
あと団扇がない! ってことで急遽取り出したのは……。
下敷き。しかもミニサイズ。
買った漫画の特典でした。まぁ無いよかましでしょう。少量だし。
そしてスタートです。
余熱してから豆投入、そして手鍋をフリフリ。
使ってるのは百均のアルミ鍋。軽いし薄いから振るのが楽だしハゼ音も聞こえやすい。
8分経過。
煙はだいぶ出てきたけどまだハゼない。
うーん、やっぱり火力が足りないのか。
10分経過。そろそろ鍋を振る間隔を遠めて無理くり豆の温度を上げるか。やっぱり難しいな。
数分後。13分経過くらいかな。
きた。1ハゼだ。本格的に連続音が鳴り始めたので頃合いを見て火力を調節。
といっても電気コンロなので2段階しかない。あとは距離と振り方で対応。
さらに1から2分後、少し音がおさまったけどまだパチパチいってるなあってところでスプーンを使って豆の色を確認。
あまり深煎りになりすぎる前に焙煎終了。
焼きムラはあるけど前みたいな明らかな焦げ豆は減ってきた気がする。
ちなみに何で電気コンロかって話なんですが、家にガスがないのと、将来歳を取ってからでも無理ない範囲で焙煎したいので今のうちから火の気をなるべく使わないってのはどうかな、という程度。
と言いながらガス式の焙煎にも憧れるこの頃なのでした。
追記)
できた豆を一日後、二日後と挽いて飲んだのですがどうも味が弱いです。
調べたら「味抜け」という状態なのかも。
うーん、焦がさないことばかり考えてたかもしれないし、そもそも電気コンロ自体が火力不足なのかも。
練習は続く。