ガス火でコーヒー豆を焙煎するのは初めてでした
お家でコーヒー豆の手鍋焙煎を始めたのは、コロナ禍だったから。というのが専らの私の言い訳なのですが、この厄介かつ面白い楽しみは出来ることなら生涯の趣味にしたいなーと、そんな程度には焙煎作業にハマっています。
しかし生涯遊ぶとなると気になるのは火の周りの始末。我が家はオール電化だし、どうやって豆を焼くかというのは難題でした。
そこで大活躍してくれたのが電気コンロ。不慣れな手つきの初心者である私が安全に焙煎ライフを送れたのは電気コンロの存在なくしては語れません。
しかし別れは訪れるもの。焙煎中に突然の火力不足に直面します。いつまで待っても温度が高まらない。
明らかに電気コンロの不調。手鍋焙煎は器具を酷使するから、それだけ傷みも早いです。この時は自分史上最も浅煎りのコーヒーを何とか煎りあげ乗り切りました。
そして迎えた次の焙煎日。私のお家焙煎は新しい段階を迎えることになります。
それは……カセットガスコンロによる手鍋焙煎。
コンロに合うガスを購入するところから一苦労しつつ準備スタート。
手鍋なので一度に焼くのは150gまでと決めています。ハンドピッキングに水洗い、手間がかかりますがなんたって美味しいコーヒーがしばらく飲めるんだから。手際が悪いとも言えるけど。
実際仕分ける際のザルとか保管容器とか、もっと改善できると思うんだよな。
そうこうしながらコンロに火が点り焙煎開始。
これは……めちゃくちゃはかどる! 火力が違う! 今までの半分の時間で焼けてしまうではないですか!
時間は有限ですからね。この短縮は大きいです。火力が強い分、気温に焼き時間が左右される度合いも改善しそう。
ガスコンロ焙煎、これは成功なのでは……?
……調子にのって最終的に極深入りになってしまった。
表面オイルじっとり。しかしこれも美味しく飲んであげますとも。
↓今回用意した三回転分の生豆。深煎り~中煎りの間くらいで焙煎度別のそれぞれ3タイプが完成。
火力が強化されると煙も凄い。ご近所に迷惑にならない対策とか、また何かしら考えていこうかな。
そんな週末の焙煎レポートでした。
話がそれますが、試しで初めてみたポッドキャストが開設から一周年。こちらでもコーヒーのお話を少ししています。
よきコーヒーライフを。
P.S 後日に写真の豆を飲んでみましたが……思ってたのを越えてビターでした。ガスの火力万歳。