就職先はソフト設計会社だと思っていた

４回生の７月ごろ、主任教授と就職・進学の面談

成績表を見て、教授は「あちゃー」と一言
すんません、成績ボロボロです
それでも院に行きたいと言ったが、「無理」の一言、撃沈

課長級になった時、学生の面談をやったけど、２１世紀だとほぼみんな院卒なイメージ
新人もほぼ１００％院卒

だけど、昭和は限られたもの（選ばれしもの）だけが進学する感じだった
１～２割くらいだったと思う
まあ学校にもよるだろうけど

そして院をあきらめて、就職先の選定
いくつか候補をもらう

成績いい人は、大手
　M下、H立、M菱、N本電気、D電公社、Iビーエム
成績下位者の私には、H立の子会社を紹介された
社名にマイコンが入っている
これはやりたいことがやれるのではないだろうか
それと前年の半導体売上世界１位がH立だったことも後押しした
親からは、近くの会社にしたらとか言われた
検討もした（自分の部屋から工場が見えてる会社もあった）
が、結局マイコンがやりてーと東京行きを決意

４０年近くたって、介護問題が出てきたときに、母に「東京に行くなと言ったやろ」と言われたのは、重かった
言われたことは覚えてないけど

８月に面接
初めての東京行き
初めて一人でホテル宿泊
まあ初めてのことを一杯して、帰ってきた

１週間くらいして、主任教授から「来てください」と連絡があった
内定式とか、そんなのは何もなし
書類が送られてきて返送して、３月になったら布団とかを寮に送って、３月３０日くらいに母に見送られて、大阪を発った