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無菌調剤、高カロリー輸液、在宅訪問



フルカリック3号輸液(糖+電解質+ビタミン+アミノ酸)
エレメンミック注(微量元素)
アセレンド注→セレンの補充

腸捻転で小腸摘出→中心静脈栄養法で高カロリー輸液投与
低セレン血しょう

フルカリック3号輸液は成人には1日2206mLを24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入します。


エルネオパNF2号輸液1500mL
テルモ生食 
ヒューマリンR注

腸閉塞、イレウス

エルネオパNF2号輸液の組成は、ブドウ糖、電解質、アミノ酸、ビタミン、微量元素です。
経中心静脈栄養法の維持液として使用されます。通常、成人には1日2,000mLの維持液を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入します。

高カロリー輸液用キット製剤を使用する際に、過度の高血糖が生じ、インスリンの自己注射ができない場合には、輸液にインスリンを混注して使用することがある。
インスリンが輸液バックに吸着しないように開通させてからヒューマリンを入れてゆさゆさする。


ハイカリックRF輸液 500mL(糖+電解質)
→(腎不全用、K 、P含まない、アミノ酸製剤、ビタミン製剤必要)
ミネラミック注 2mL(微量元素)
マルタミン注射用(ビタミン剤)
→アシドーシスやウェルニッケ脳症予防のためビタミンB1入れる
キドミン輸液200mL(腎不全用アミノ酸)
在宅中心静脈用輸液セット(CVポートに繋いで流す)
へパフラッシュ100単位/mL(12時間までの静脈内留置ルート内の血液凝固防止)

マルタミンはハイカリックの液で溶かして泡泡にならないように入れる。
ミネラミックはそのまま一本入れる。
キドミンはハイカリックに連結間でつないで入れる。

高カロリー輸液に用いる基本輸液で電解質と糖を含んでいる。通常は高濃度アミノ酸製剤を混注して用いるためにバッグ容量に余裕をもって作られている。
ビタミンB1が不足すると乳酸アシドーシスやウェルニッケ脳症を来す恐れがあるため、必ずビタミンB1製剤を併用することが重要である。
ハイカリックRFは腎不全用で50%グルコースを基本としており、電解質はカリウムを含んでいない。

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