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人生の見つめ直し

天井を眺めて1週間。流行っているとは聞いていたコロナにかかったわたしは、なかなか体調が戻らず、休養を取った。

久しぶりに自信を持ってゴロゴロ過ごした。もちろん、節々も痛かったし、喉の調子も悪かったけれど、それが重石になってくれて、「動けない」を堪能できた。

あの頃を思い出す。

2020年、今住んでいる地域に引っ越してきた時、わたしはニートだった。毎日、ゲームをして、ギターを弾いて、同居人と芋を焼いて。それだけで終わっていく1日を半年間過ごした。

そんな、あの頃。

あの頃も、罪悪感と戦っていた。それを押さえつけてくれた重石は、コロナだった。自粛期間とニート時代がかぶったおかげで、言い訳がたくさん作れた。こもるのだって、正義だ!

今回も休養をくれたのはコロナだった。あまり感謝しちゃいけないけれど、立ち止まれたのは確かだった。

仕事との向き合い方や、人生の歩き方、どこを見よう、なにをしよう。ふとした瞬間に見つかる、自分の気持ちに、自分があったことにホッとする。

休みの日はいつも、絵を描いたり、文章を書いたりするのだけど、今回ばかりは何にもできなくて。

立ち止まる良い時間を取れました。
普段から、短距離走のように走ってしまうので、遠く、遠くのゴールを気長に走れるようになりたいです。

ちょっとの間違いがこわい。
すこしの言葉のミスに怯えてる。

新しい環境で、どこまでが常識だと考えられているか、図るのが疲れるよな。ぬるっと社会に入ったことが、ちょっと追い目なんだよな。

でも、でもね、大丈夫。

最後はこの世界はおもしろいって、笑える人であろう。世界で一番尊敬する人の、そんな背中を追っていたい。

そんな人生がわたしにはあった。
ちゃんと気づけた一週間でした。

サポートしてくれたら、ラーメン食べるつもりです。時々食べるラーメン、おいしいよね。