旅 | 初めて旅をしたタイに帰る
ずっと憧れていた海外での一人旅。
日本でだって十分旅できるけど、それでもどうしても飛び出したくて飛び出したのが去年の8月。
この頃の私は迷っていた。旅をしたくてTABIPPO学生支部に入ったのに、なんで旅を広める側をしているんだろう。
もちろん、年がら年中旅をできるわけじゃないし、時間を区切れば十分旅することもTABIPPOに関わることもできる。そう分かっていたのに、どうも落ち着かない。どっちのことも考えたくて結局混乱して考えられない。
それくらい私にはキャパがないし、そう多くは持てないことをこの後少しずつ理解していくんだけど。
タイの最初印象は、グイグイくるやんおっちゃん達だった。押し売りの断り方も楽しみ方もよく分からずに、困惑して旅仲間についていった。
ゲストハウスを見つけ、タイパンツを買い、トゥクトゥクに乗り、パッタイを食べた。
抵抗のあった独特なアジアの香りが少しずつ私に馴染んで、いとも簡単に虜にさせられた。日に日に好きになる。こんなに私を受け入れてくれるのね、ありがとうタイ。
焦りもあった。
きっと私にしかできない何かがどこかにあると、意識はしてなくてもどこかでずっと探している。タイに行くことだって、なんだって結構誰でも出来ること。そこに私だけの意味を持たないと。そう思っていた。
だけどタイに気付かされた。
私の感情は私にしかない。人とすることは同じでも、私が感じたことは私のモノなんだと。
https://twitter.com/harufrom0116/status/1030873098847842305?s=21
気付かされたはずなのに、私はまた忘れていた。私がしたいこと、みたいもの、会いたい人。それで十分なはずなのに。どこにもない誰かの目をずっと気にしていた。
旅を終える時に忘れたくないと思った自分の思い。慌ただしい日常に飲み込まれて埋もれていた。思い出そう、自分を生きよう。
家族のようなTABIPPOメンバーとタイに集まって、BackpackFESTA in Thailand。そしてTABIPPO卒業式。旅のいいとこどりみたいに、一人旅と仲間との旅が楽しみだ。
今回の旅では何を思うんだろうか。
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