透析クリニックのスタッフへの介護の勉強会のお話
はじめに
こんにちは!早いものでnoteを始めて3カ月が過ぎ、当初はここに書かせてもらうほどの出来事がそんなにあるのかとヒヤヒヤしていましたが、透析患者さん個々の相談事に積極的に介入し続けた結果、今では書きたいことがたくさんでてきて、逆にネタを選ぶのに頭を悩ましています(笑)
さて、今回は、本院でもある大正くすのきクリニックで医療スタッフに向けて行った介護サービスについての勉強会についての模様を書かせていただきました!(岸辺くすのき透析クリニックのスタッフはZOOMで参加してくれました)
なんと、この勉強会が終わった後で、大正くすのきクリニックの医療スタッフさんからも「大正でも介護相談をしてほしい!」とまで言っていただき、大変有意義な勉強会になったと思います。それでは、どうぞ!
マインドマップを使った勉強会
この勉強会は、大正くすのきクリニックの副室長さんが企画してくれました。副室長さんからは、「透析室の医療スタッフは普段から介護サービスのことなどに触れる機会が少ないので、基本的なところから話してほしい」との依頼を受け、内容を組み立てました。僕はmindmeisterというアプリを使って資料を作成し、介護が必要になった高齢者がどのように介護サービスを利用するか、その基本的な流れを中心にお話ししました。また、高齢で介護が必要になっている透析患者さんに対して、透析クリニックのスタッフがどのような役割を果たすべきかについても触れました。
患者さんの情報をどう活かすか?
特に僕が強調したのは、透析患者さんにとって、透析クリニックは生活の大半を過ごす場所であり、クリニックで得た情報をどう活かすかが非常に重要だということです。
透析クリニックのスタッフは患者さんと長い時間関わるため、得た情報を適切にフィードバックして介護に活かすことが大切です。介護側から見ても、透析クリニックが持つ役割は大きいと感じています。
勉強会を通して得たもの
勉強会は短時間でしたが、参加者からの質問が多く、スタッフの皆さんが介護に強い関心を持っていることがわかりました。勉強会後には「大正くすのきクリニックでも介護相談をお願いしたい」といった声もいただき、現在では、週に一度ですが、本院である大正くすのきクリニックでも介護相談をスタートしています!
今後も少しずつ内容を深めながら、このような勉強会をしていきたいと考えており、僕以外のスタッフが普段から患者さんの悩み事をより視点を変えて聞いてもらえるようになれば、より患者満足度の増進に繋がると思っています。
今回の勉強会は、透析クリニックと介護の連携について考える良い機会となりました。次回の勉強会は、今回の内容をおさらいしつつ、少し深い内容にしていけたらなーと目論んでいます(笑)