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透析クリニックの「海外交流」のお話


前書き~嘘のような本当の話~

noteを始めて早くも1か月が経過しました!
僕自身、記事を書きながら、読んでくれている人の「興味、関心」を引くような内容にしたいと思っていますので、もし、ちょっとでも「こうした方がいいよ~」とか「こんなことを聞いてみたい」などあれば、是非コメントしていただけたらありがたいです。
話が変わって、見出しの「嘘のような本当の話」ですが、僕はこの1か月で当院周辺だけで合計3名の高齢者の方の事故(未遂も含みます)現場に遭遇しました💦
また今後記事にしたいとは思っていますが、こんな短期間で事故現場に居合わせて、しかも関わるなんてこと40年くらい生きてきた人生でも初めてのことなので、直近に居合わせた3件目はさすがに「それ本当なの~?」って言われてしまいそうなのでここで密かに告白させていただきます(笑)
とは言え、ここまでの頻度で遭遇してしまうということは、やはりこの夏の「暑さ」と「介護サービスの不足」の可能性を考えてしまいますし、なんとか「事故防止、予防」を目的とした何かを考える必要があるなと思いました。
まだ漠然としか考えられていませんが、今回の体験を元に近隣のケアマネさんや介護関係者にこのことを共有しながら、この「何か」を具現化したいとは思っています。

透析クリニックとしての「海外交流」

(1)海外からも注目されるクリニック

僕が去年から「岸辺くすのき透析クリニック」で働かせてもらうようになってから、僕自身が把握しているだけでも複数回の「海外交流」がありました。
当院の理事からも「岸辺くすのき透析クリニック」の注目度が高まっている節のお話は聞いていましたが、普通こんなにも海外の方が見学に訪れたりとかあるものなのでしょうか?
しかし、現にこうやって様々な国の医療関係者が当院へ見学に来てくれているということは、それだけ学ぶことがあるということ、医療のシステムから違う外国からでも当院は注目されるクリニックなのだと感じました。

(2)ただの見学対応じゃない「O・MO・TE・NA・SHI」

当院が実施する見学対応は「ただ」の見学対応ではなく、まさに「おもてなし」の気持ちが詰まったものになっています。
これは、当院理事の考え方として、単に来られる方が「外国の人だから」なのではなく、基本的には来られる方が「不快に思わない」、「ここに来てよかった」と思ってもらえるような様々な配慮と工夫をしてほしいという思いから、当院での通院を検討されている患者さんから、業者の方に至るまで、この思いを具現化して対応するようにしています。
それこそ部屋の温度や、スタッフの所作まで来られた方が「不快に思わない」配慮をしています。
今回は海外からのお客様のお話なのですが、まさしく「和」のテイストを強調した「おもてなし」をしました。

お客様へお出しした和皿に盛り付けた大福


客室のレイアウトまでこだわります

(3)来られた方を「笑顔」にする達成感

今回の「おもてなし」の簡単な流れをとして

  1. 客室の準備(今回は、エアコンが寒かった場合のことを考え、流動的にお渡ししていたひざ掛けを当日に準備しておいて、それぞれの国の言葉で「ひざ掛け ご自由にご使用ください」と書かれた案内を貼っておきました)

  2. 客室に来られたお客様(今回はタイとフィリピンの方でした)に煎茶をお出しする

  3. 各室見学中に新しいお茶の用意と茶菓子(大福、塩昆布、梅干し)の用意をする

  4. 見学を終えられ客室に戻られたお客様に新しいお茶、茶菓子をお出しする(色んな種類の大福があったので、お客様に選んでいただいた大福に塩昆布を盛り付けてお出ししました)

  5. 当院のスタッフであり、マジシャンでもある「Dr.MJ」によるマジックショー

  6. みんなで記念撮影

このような流れで対応させてもらいました。

はじめは、緊張した面持ちのお客様でしたが、最後には僕たちスタッフ、お客様も一緒に「笑顔」で終えることができました。

(4)他のクリニックにはない試みと学べたこと

すでに何度か海外からの当院見学は実施されていますが、回を増すごとにお招きした時の「おもてなしのこころ」の強さも増しているように思います。
他のクリニックでは中々やらないことをすることで、当院のインパクトを強く感じてもらうこと、こういった「他のクリニックではやらないこと」をすること、これによってもちろん他のクリニックとの差別化にもなりますし、なにより「医療従事者であっても来られた方におもてなしの心をもって対応する」ことの大切さ、当院が海外からも注目される理由がここにあると思っています。
僕は介護以外のサービス業の経験も10年ほどしていますが、まさか透析クリニックで再度「接遇」について学ぶ機会があるとは思っていませんでした。
今後も様々な国、色々な目的で当院を訪れる方がいると思いますが、この学びを忘れずに対応していきたいです(笑)
注)僕は今回、おもてなし係として見学者の方々の対応をしました


透析クリニック介護のプロ/くすのきマネージャーのTikTok
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岸辺くすのき透析クリニック
https://www.kusunoki-kt.com

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