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透析クリニックでの「リハビリ」のお話part1

はじめに

9月も残すところあと数日、今週から過ごしやすい気候へと変わり、秋の訪れを感じ始めた今日この頃、、、ってすみません^^;
月曜日のブログの更新が間に合っておらず、今週も半ばになりようやく記事を書き始めました💦
「継続は力なり」この言葉を胸に今週も張り切って当院のことをご紹介させていただきたいと思います。

1.岸辺くすのきは訪問リハビリテーションが併設

(1)訪問リハビリテーション事業所とは

当院では、恐らく大阪府下、、、いや全国でも珍しい「訪問看護ステーション」ではなく「訪問リハビリテーション事業所」を併設しています。
訪問リハビリテーション事業所とは、その名の通り、在宅でリハビリを必要とされる高齢者に対して、理学療法士(PT)等が自宅に訪問してリハビリや環境整備を行う介護保険サービスです。
当院では「透析時運動指導等加算」が新設されたことに合わせて、一昨年から訪問リハをスタートしています。
このあとは、訪問リハ事業所のことを「くすのきリハビリ部」としてご紹介をさせていただきます。

(2)くすのきリハビリ部の特徴

元々は当院に通院している患者さんに対して、透析中に簡単な運動をしてもらうことを目的として始めた「くすのきリハビリ部」ですが、透析治療中だけでなく、透析治療日以外で患者さんの自宅に訪問してリハビリサービスを提供しています。
人数としては少ないですが、通院患者さん以外の方への訪問リハビリもしています。
僕、正直「透析患者さんて運動するんや😳しかも訪問リハ⁉︎えー😵」って思っちゃいました。透析患者さんへのリハビリなんてあるんだと当院で働くようになって初めて知りました。
本当に介護施設で働いてると、こういった在宅高齢者の特に透析治療中の方の事情に疎いんだと改めて思いました。

(3)リハビリの必要性

介護施設で長年働いている僕からすれば、このようなサービスは目からウロコ状態なんですが、ここ数年で介護施設でのサービスも含めて「リハビリ」の需要がかなり高まっていると感じています.
数年前から「リハビリ専門の介護施設」も増えてきていますし、在宅サービスでも訪問リハビリをしている訪問看護ステーションさんが増えています。
そして一概にリハビリといっても様々な専門性に特化した「○○疾患専門リハビリ」といった介護保険の枠を飛び越えたサービスもあったりします。
僕がまだデイサービスで働いていた時は、「サービスの中の一つ」といった印象でしたが、今となっては在宅のケアマネさんも利用者さんも「リハビリに強いところが良い」といって施設や事業所を探しているケースが増えたと感じています。
それだけ、介護、医療業界全体で「残存能力」、「ADL」の維持、向上が注目されているんだと思います。

2.「くすのきリハビリ部」に「介護のプロ」が直撃取材

くすのきリハビリ部への直撃取材を敢行‼️

まあ、色々と介護のプロの僕なりにリハビリを語ってもやはりそこは素人💦そんな上手に紹介できません😢
なのでここは「リハビリのプロ」である「くすのきリハビリ部」のスタッフに話を聞いていきたいと思います。
くすのきリハビリ部のメンバーは皆さん若く、フレッシュな印象ですが、話を聞いていくといやはや、本当にしっかりとした考えや目標を持って活動されているのだと脱帽しました。
そして、こんな良い内容を1週だけで留めておくのは勿体無いので、パート1、パート2と2週に渡り記事にしたいと思います。それではどうぞ〜😁

Q1.くすのきリハビリ部発足のキッカケ
介護のプロ※以下、K)では、早速くすのきリハビリ部が開設されたきっかけや経緯について教えてください。

くすのきリハビリ部※以下、P)透析患者さんが元気に長く通院し、安心して日常生活を送れるサポートを理学療法士ならできるのではないか、、、
 そう考えてくれた「くすのき透析クリニック」のおかげで、私たち「理学療法士」が透析スタッフの一員となりました。

K)なるほど、他のクリニックだと「訪問看護ステーション」を併設していることが多いと思いますが、大体週の半分を透析治療のために通院している患者さんが対象だから、長く通院してもらうためのお手伝いをしている、ということですね!

P)そうですね、私たちくすのきリハビリ部は「在宅と医療をつなぐ架け橋」となるため、2022年11月から透析クリニックでは珍しい「訪問リハビリテーション」の立ち上げと、「透析中の運動指導」を展開してきました!
今では4人の理学療法士が在籍し、他にも様々な活動を頑張ってます!

K)「在宅と医療をつなぐ架け橋」、良いですね!本来ならそこは介護側も頑張らなければならないところですが、それを専門職の目線で実践しようという考えは素晴らしいと思います!

Q2.くすのきリハビリ部メンバー紹介
K)続いて、くすのきリハビリ部のメンバー紹介をお願いします。

P)現在、くすのきリハビリ部には4人の理学療法士(PT)が在籍しています。
 (名前 PT歴 趣味)
 金城:PT 7年目 旅行 
 花城:PT 7年目 打楽器
 野町:PT 5年目 ライブ・舞台参戦 
 川畑:PT 4年目 漫画・ゴルフ
訪問リハビリは金城、花城の2名でスタートしましたが今では心強い仲間も増えたので、より良いサービスが提供できるようにしていきたいです!

K)確かに、僕がくすのきに入ったばかりの時はまだお二人で活動されてましたね。介護のプロとして透析室に入らせてもらった時も、くすのきリハビリ部メンバーのみんなが患者さんと良くコミュニケーションを取られてて感心しています!

Q3.「腎リハ」とは?
K)くすのきリハビリ部と一緒に活動させてもらようになって、良く聞くようになった言葉ですが「腎リハ」ってどんなリハビリをするんですか?

P)腎不全患者に対して、身体や心の負担を軽減・改善する事を目的に、運動や食事・水分管理、薬物療法、教育、心理的サポートなどを行う長期的なプログラムのことです。なので、腎リハ=運動というわけではないんです!!

K)なるほど!僕はてっきり腎臓に効く(←どんな表現や😂)運動をしているものだけを指しているんだと思ってました笑
 特に心理的サポートは、生活習慣病が主である透析患者さんには僕も必要だと思います。

Q4.訪問リハビリの内容は?
K)
訪問リハビリは僕も介護のプロと自分で言ってるだけあって何となくはわかってます!なので僕が説明しても良いんですが「リハビリのプロ」からも教えてください笑

P)患者さん宅で生活環境に合わせた動作指導や環境調整、透析中にはできないさまざまな運動を行なっています。
 時には、外を歩く練習や実際に買い物練習をすることもあります!
訪問リハを利用されている方のほとんどが、他の在宅サービスも利用されています。その中でも私たちが携わっている部分が利用されている方の「ADL」の維持、向上なので利用者さんの生活の核の部分を担っていると思っています!

K)
買い物練習まで、、、知らなかった💦介護のプロなんていってもまだまだ知らないことがあるんだなーと痛感しました!お見それしました笑

       〜次回に続く〜

このようにくすのきリハビリ部は、モチベーションが高く若いPTさんが頑張ってくれています!
次回はリハビリ部のもっとコアな部分がわかる内容になっていますのでお楽しみに😊

Instagramが大バズり中のリハビリお姉さん

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