生理の貧困は単体で取り上げられるべき問題です。生理の貧困叩きに反対します。
現在、わたしはノンフィクションライターの立場で生理の貧困問題を追っています。
そこで、生理の貧困の報道が加熱する中で、生理の貧困問題が誤って認識され、生理の貧困叩きが始まっていることに危機感を抱いています。
わたしが問題視しているのは、
生理の貧困が、経済的困窮のみから起きること誤解される報道が続いることです。
コロナ禍の貧困で女性がナプキンを買えなくなっている、と、無理矢理コロナや学生の貧困と結びつけ、センセーショナルに煽る報道に異議を唱えます。
生理の貧困とは、生理用品へアクセスできないことであり、
その要因として
・経済的困窮
・ネグレクト、虐待
・生理ハラスメント、生理ヘイト
・生理の知識不足
・父子家庭などで言えない
などがあります。
経済的余裕はあるが、母親に穢らわしいと言われて、1枚で我慢しろと言われた
経血が多いのに養護教諭に1枚で足りるでしょと言われ、漏れてしまった
恥ずかしくて言い出せない
ネグレクトで用意してもらえない
サニタリーショーツや夜用ナプキンの存在を知らない、わざと買ってもらえない
などの声が寄せられております。
コロナ禍で生まれた新たな貧困、300円も出せない極度の貧困というイメージだと、
生活保護などの問題にされてしまいます。
また、貧困問題であると同時に女性の人権問題であることが知られる必要があります。
貧困問題と並列されるものではなく、単体で取り上げらるべき問題、と、高崎順子さんがツイートされていました。
以下、わたしが取材した記事です。
https://laundrybox.jp/magazine/hioka-02/
以下の記事は、それを引用し、話題になっている記事です。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80944?imp=0
生理の貧困の無理解から生理の貧困叩きが加熱しています。この現実を、周りと話しながら問題視しており、
生理の貧困を解像度を上げた報道がなされることを祈っていますし、わたしに出来ることをしたいと思っています。
昨日ゲイの知人と話した時、LGBT問題のも最初は母数が少ないと叩かれた。問題を矮小化しようとする人たちはいるが、声を上げる人たちによって母数が可視化することで人権問題とし定着した、と言っていました。
#生理の貧困 でも同じことが言えます。経済的理由だけを上げると
「300円も出せないなんて生活が破綻している」
「稀なケースだ」
と、母数が限られて、こぼれ落ちる人がいます。問題を矮小化しないで欲しいです。もっと複雑な背景があります。
生理の貧困について、近日中に記事を寄稿予定です。私は生理の貧困叩きとや悪意あるヘイトと戦い、生理の貧困が正しく理解されるよう啓蒙を続けていきたいと思っています。
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