ゼファー750 納車引き取りの日
はじめまして。
くっすんと申します。
納車当日の模様を覚えている範囲で書こうと思います。
——————————————————
2023年5月末に関東の某Sモータースというお店から、
現車確認もせず購入。
6月27日。
ゼファーは大阪の八尾市内にある
バイク屋さんまで配達されたとケータイに連絡が入る。
1ヶ月ほど待ち望んだゼファー750の到着。
一刻も早くゼファーを引き取りに行きたかった私は仕事が終わってすぐ、ヘルメットを片手にタクシーに乗り込んだ。
ゼファーとご対面。
到着した店先に私のゼファー750が置いてあり、
保管場所になっていたお店のスタッフから
カギを1本渡され「これで引き渡しとなります。」と告げられた。
なんとも味気ない引き渡しでしたが、
それよりも私は届いたゼファーの現状がいかほどなのかが気になっておりました。
購入したゼファーは2006年式。
今から17年前に製造されたキャブレター車。
過去にエリミネーター250SE、LXに乗っていた時の記憶を頼りに、エンジン始動を試みる。
イグニッションボタンを押しながら、少しだけアクセルを開けるとブルルンと音を立ててエンジンが始動した。
回転数 2000回転前後に合わせてアクセルを開け暖機。
少し経つとアイドリングが安定した。
とりあえず帰ることに。
とりあえずガソリンを入れてから家まで帰ろうと思い店を出た。
半クラッチの感覚や乗車姿勢、ギアの入り方、エンジンの吹け上がり等 各部を慎重に確認しながら走行しました。
途中にあるガソリンスタンドでレギュラーガソリンをタンクに満タンに補充し、無事 帰宅。
その時の写真がこちら。
帰りの道中に1番気になったのはフロントブレーキの効きの弱さ。
とにかく止まらず、制動距離が長い。
ブレーキタッチもフニャフニャで心許ないのです。
あとスピードが60キロまではメーターの針が動いて速度を示してくれますが、それ以上の速度は針が上がらないという不具合も見つけました。
フロントフォークもフニャフニャな感じがして
「1990年前後のネイキッドってこういう味付けなのか?」と疑問に感じました。
空冷4気筒のゴリゴリ感は純正マフラーでも感じられて、エンジンフィールに関してはすごく良く新鮮でした。
家に到着後、各部を確認。
どこのメーカーのものか分かりませんが
ボロい銀色のメッシュブレーキホースが付いていました。
エンジンとフレーム、外装は火の玉カラーに再塗装済みなのでまあまあキレイ。
ディスクローターの摩耗というか凹凸が結構あるように見えたので、そこも要改善箇所だと思う。
タイヤも古くて硬化しており、チェーンとスプロケットもまだ使えそうではあるが錆がある状態。
さすがに17年前に製造されたバイクなので、現物を見ると外装と塗装されたエンジン以外はやはりそこそこやれていた。
それにしてもお店で購入したというのにこのコンディションなら、最近まで走らせていたゼファー750をヤフオクで購入する方が得なんじゃないか?
待ちに待ったゼファーが手元に来た喜びと、これからどこが壊れていくらかかるだろうという不安、旧車の域に片足突っ込んでるバイクやしこんなもんや!という半分ヤケクソで前向きな気持ちが自分の中に混在していた。
そんな納車日でした。
納車日はこんな感じだったと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?