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納車から2日後 悲劇のガソリン漏れ

2023年6月27日にバイクを引き取り、
ガソリン満タンに給油してから2日後の話。

私は立体駐車場の下段(通常時は地下に埋まっている部分に)の半分をバイク用スペースとして借りています。

ガソリン漏れを発見。

仕事が終わった私は引き取りたてのゼファーを眺めたくなり駐車場に向かった。

立体駐車場を操作し、バイクを見てみると
車体の下に大きな水たまりorオイルの染みのようなものが広がっていた

その染みを手でなぞって匂いを嗅ぐと
それがガソリンであることを確信した。

キャブレターの下から漏れているのか?

どこから漏れているのかをスマホのライトで照らしながら確認すると、どうもガソリンタンクのシート側付け根あたりから染み出しているような状態でした。

私と同じ駐車スペースには他の人のバイクが停まっており、「これはまずい」と急いで立体駐車場からバイクを引っ張り出した。

その後、一旦 近所にある自分の職場の倉庫までバイクを移動した。

盛大に漏れ出すガソリン。

ガソリン漏れに気付いたのが金曜日の晩だったので、
土日の間はとりあえず職場の倉庫に置くことができるが月曜日の朝までには「どこかにバイクを預ける」or「ガソリン漏れを止める」必要がある。

ガソリン漏れが発覚した時点で時計は9時を回っており、一旦その日は帰宅。

明くる日、私は頼れそうな近所のバイク屋さんを探して電話をかけてみることにした。

バイク屋の方に状態を電話で説明すると
「自走は危険ですので、車体を引き上げに行きたいがクルマと人員の都合で今すぐには行けない。」とのこと。

そこで私はゼファーを倉庫から2kmほど離れたバイク屋さんまで炎天のもと押して持っていくことにした。

「お気をつけてお越しください。」とバイク屋さん。

内心 「こいつマジか。」と思われていたかもしれません。

近くのバイク屋へ。

バイク屋さんと約束した時間めがけてゼファーを押して倉庫を出た私に通行人の視線が刺さる。

火の玉カラーのゼファー750を汗だくになりながら押して歩く30歳

なにをやってるんや俺は。と可笑しくなる。

道中 すれ違う人の好奇の眼差しは感じたが、それ以上に歩きタバコをしてるおっさんに遭遇しないかを心配していた。

約20分後、無事バイク屋に到着。

バイク屋の人はタンクを慣れた手つきで外し、
タンクの裏側を確認する。

「くっすんさん。ここから漏れてますね。」

指差してくれた部分をよく見ると
確かにガソリンが湧水のように出てきている。

見た目は塗装が少しひび割れているだけのようだが、そこからしっかりと漏れている。

引き取って2日目、ガソリン満タンにしたら1発でガソリン漏れ

買ったお店に電話をかけてみることにした。

買ったお店から言われた言葉。

電話で購入したお店の方に「ガソリンが漏れていること」「近くの認証工場があるバイク屋でガソリン漏れを確認してもらったこと」を伝えたところ、

「中古車ですので。」「補償対象にはなりません。」とのこと。

なにを言っても「補償対象ではありません。」の1点張り
声のトーン高めでいかにも営業マンといった雰囲気の口調が鼻につく。

これはやられてるなと思った。

タンクも補償されず、気分まで害されるわけにはいかないと思い、「お世話になっているバイク屋で修理します。」と電話を切った。

近所のバイク屋さんのお世話になることに。

近所のバイク屋さんは購入店のその対応に驚き、
「認証工場のあるお店ですよね!?」
「戦うなら消費者センターに連絡するのもありですよ。」とアドバイスをくださった。

しかし、この購入店への私の信頼、期待は一切なくなっており、これ以上 時間と気力を費やしたくないと思ったので、その近所のバイク屋で新品タンク交換、その他の気になる部分を整備していただくことにした。

調べてもらうと、幸いメーカー純正の火の玉カラータンクが在庫が僅かながら残っていたため、精神的にもスッキリしたかったので新品タンクを注文。

その時に依頼した整備内容は以下の通り。
・新品タンク交換
・前後タイヤ交換
・前後ホイールベアリング交換
・スプロケチェーン交換
・リア ハブダンパ交換
・FブレーキキャリパーOH
・ブレーキフルード交換
・シート脱着機構の不具合修理

費用で言うとお給料1ヶ月分くらいか。

よそで買ったゼファーを快く受け入れてくれた感謝をバイク屋さんに伝えて退店。

ヘルメットを片手に歩いて帰りました。

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