薬局実習
(noteは無理やり「タイトル」を考える必要があるから、苦手というか気持ちが悪いよな。X(Twitter)なら、思ったことを素直に書くだけだったのだけども、それに「タイトル」をつけると不自然というか「作り物」感が出てきてなんだか気持ち悪いのよな。)
薬局実習の話だけども、大学の先生から「手厚いご指導」と言われて感謝されたのだよな。もちろん形式的な言葉であるとは思うが、いままでそのような表現は受けたことはなかったので、余計なことをやってしまったかなと、少し不安になった。
うちの薬局では、学生実習でも、社員に対する教育でも、「その人に合わせた」教育を行うのだよな。手取り足取りの指導が必要な子もいれば、放置して欲しいというか、はやく調剤ができるようになるために知識や技術を身につけたい、という積極的な子もいる。
その子の姿を見ながら長い実習期間、微調整を繰り返しながら実習を行う。
薬局外=地域へ積極的に出たがる子もいれば、そうではない子もいる。
勉強が得意な子もいれば、そうでない子もいる。
その子の個性に合わせて、実習を行うことを繰り返すと、薬局の若手のスタッフにもそのような、特性に配慮した指導を行うという技術が身につくのだよな。
大学では講義として、良い意味で画一的に、試験で学生の質を担保しつつ教育を行うのだろうが、同じことを薬局や病院実習でやっても仕方ない。
(中にはレポートばかり書かせたり、試験じみたことをやるところもある)
個性を伸ばすというか、個性を利用した実習を行うことで薬学生も実習を最後まで飽きずに出席することができる。
うちらの目標は、「学生が最後まで実習をやりきる」ことなのだよな。
それが学生たちの「自信」になると思う。それだけでいい。
あとは「失敗を経験させる」ことも薬局実習では重要だと思う。
(これについては後日書こうと思う)
そういった意味では「実務実習」っていうのはとても有意義だと思う。