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3のロに対する評価の見直しについて

薬局においても選定療養制度を導入し、そのための薬剤師による説明等を行った結果、後発医薬品の利用率が向上したと思われる。またそのためにかかる時間や手間について、保険薬局協会から、ある程度数値化され提示されたこと(下記リンク参照)など、

https://secure.nippon-pa.org/pdf/report_2024_12_1.pdf


一定の費用対効果が見られたためだと考えるけども、楽観的すぎるのかな?

この報告では、調査結果を下記のようにまとめている。

2024年10月より長期収載品に係る選定療養制度が施行された。10月の対応状況を調査したところ、後発医薬品使用率向上の報告があることから、薬局現場における制度運用が一定の効果を上げていることが示された。
しかし、回答薬局のうち90.1%が、患者説明や関連対応に負担を感じていた。患者一人当たりの説明等に係る平均時間は2.89分、業務工程別の負担では「患者説明」に係る工程の回答率が91.3%と最も高く、次いで「会計」70.6%、「調達・在庫管理」62.3%、「薬学的業務」59.8%であった。新制度導入に伴い、薬局業務の多くの面で新たな負担が生じていることが示された。患者の選択に関しては、説明を受けた患者のうち後発医薬品への変更を希望した割合は平均で55%であり、長期収載品を選択した患者に求める「特別の料金」の平均金額は586円であった。長期収載品を調剤した理由としては、「
医療上の必要性」が19.6%、「患者希望」46.2%、「薬局の在庫状況」34.2%であり、医薬品供給が不安定な中、患者意向に基づいて、医療機関や卸と連携し、きめ細かな医薬品調達、在庫管理がより一層求められることが示された。

2024年12月
https://secure.nippon-pa.org/pdf/report_2024_12_1.pdf
長期収載品に係る選定療養について
施行直後の対応状況報告書
一般社団法人 日本保険薬局協会
医療制度検討委員会

これの数値化されたエビデンスから評価が得られた可能性もあり、下手なプライドでこの見直しについて否定する必要はないと思うのだが、、、

後ほど追記すると思います。

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