「イハナシの魔女」プレイ感想
さて、直近まで読書感想文を書いていました。
というのもここ2、3週間で40冊近くの本を読んでいるからなのですが、私が最近になって本(ライトノベル)を読むきっかけになったゲームの話をしたいと思います。
きっかけになったゲームは2つあって、そのうちの1つがこれから紹介する「イハナシの魔女」です。
このゲームを購入したのは1年と少し前でした。
当時「シロナガス島への帰還」というノベルゲームをプレイしていた私はその世界観・ストーリーにハマり、他のノベルゲーもやってみたいと思っていました。
そう思ってイハナシの魔女を購入したのですが、当時の私はそこまでこの作品に惹かれることはなく、所謂「積みゲー」としてしばらく放置していました。
時は変わり、今年のお盆になって時間ができたので「積みゲー消化」と称して本作をプレイすることになった、という流れです。
物語の冒頭は暗い話から始まります。
家族から捨てられた主人公西銘と、家がなくなぜかサバイバル生活をする少女リルゥ。
ここから2人は徐々に物語の舞台の渡夜時島に慣れ、島で出会った仲間たちとの生活が始まります。
と、ここまでの物語は徐々に明るくなっていくストーリーですが、この後リルゥの体調が悪くなっていき、物語の先行きが不穏になっていきます。
リルゥの体調悪化の原因は、島に伝わる「クロテズリ様」という存在が影響しているようで、主人公たちはリルゥを治すために奔走し。。。
というのが概要です。
詳しい内容は書きません。
最後にも書きますが、とても良い作品なのでぜひプレイして確かめてください。
私は終盤の「指輪をはめるシーン」で目頭が熱くなりました。
BGMも良く、あそこまで感動したのは久しぶりです。
何回見てもいいシーンです。
ぜひプレイしてください。
また本作品は群像劇の形式ですが、登場人物の描写がとても丁寧で、それぞれのキャラクターが個性的な点も魅力の一つだと思います。
エンディングを迎える頃には、一冊の小説を読んだかのような感覚でした。
正直、プレイ前は感動するような作品ではないと思っていました。
プレイ後の感想は「直近のゲームで最も感動した作品」です。
感想はこれで最後ですが、最後に
「ぜひ買ってプレイしてみてください」
この作品の良さは、プレイして初めてわかると思います。
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