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新しいコミュニティに飛び込むなら、ひとりで。

20代の頃、国内をあちこちを旅行した。
移動手段はバイクで、行くなら絶対に一人旅。一人でいることのメリットを存分に味わってきた。

予定を決めずに気の向くままに動けるなど一人で行動するメリットは沢山あるが、何より良い点は「コミュニティに飛び込みやすい」ことだと思っている。

旅行において顕著に感じることだが、普段の生活にも通ずる法則だ。

なぜ一人だとよいか、主な理由はふたつ。

①一人なら受け入れてもらいやすい

これまで旅行先や地域・趣味のコミュニティに飛び込み続けて実感したが、一人ならコミュニティ側も警戒せず受け入れてくれやすい。これはかなり効果的で、コミュニティ側の方は心理的に安心できる環境で新顔とコミュニケーションが取れるから先方のハードルが下がるのだ。

でも、二人以上だと案外そうはいかない。
二人以上は集団になるので少なからず威圧感が生まれるし、飛び込む側も集団に閉じこもることができてしまうので受け入れる側のコミュニティにも少し勇気が必要になる。

旅行先で「にーちゃんどこから来たの?」と話しかけてくれたり、道を聞いた時に笑顔で対応してくれるのはこちらが一人でいたことが大きい。あなたのいる仲良しグループに新顔が入ってくることをイメージするとわかりやすいだろう。

知らない人とのコミニュケーションは誰しも少なからずエネルギーを使うもの。その負担を減らす工夫をすることで新しい出会いのチャンスが増す。

②新しい出会いに意欲が湧く

先ほど書いたように、二人以上は集団だ。
二人以上でいれば会話ができるから寂しくない。一方で一人だと人恋しくなったり、集団に閉じこもることができない。この状況が新しい出会いを引き寄せる。

人は集団に守られている時とマイノリティ側でいる時では無意識に態度が変わる。ある意味で逃げ場がなくなり、目の前の人と向き合う環境が整う。そういったシチュエーションでのひたむきさは受け入れる側にとっても親しみやすいものだ。新天地で会話が生まれた時の喜びや安心感は更にコミニュケーションを加速させる。

主な理由はこの二つだ。
あなたの周りの一人で行動する人は、一人が好きな場合もあればコミュニティに飛び込むことが好きな人なのかもしれない。

新しい出会いは勇気がいるけどワクワクする。
ぜひ一人でいることのメリットを活用してみよう。

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