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【週報04】能古島で商品開発⇒EC販売

私の働き方実験における自分の活動を振り返るために、週報を書いています。今週は4回目の週報になります。(隔週の週報になっていますが大目に見てね!)

第6~7週目の活動・進捗概要

活動概要

今週はかねてより苦戦していた生産者さんの現地調査アポ取りに成功!!
明石農園さんを対象に「EC事業化の検討・計画 ― 現地調査」を行うことができました

進捗状況

全体的な進捗は対計画で「1ヶ月遅れ」になってしまった。だいぶ遅れてしまったけど、もともと計画にいれていたスケジュールの見直しをして、全体的に作業を後ろに1ヶ月ずらす。少し余裕がなくなったので、商品企画を上手く進めることができるかが、次のキーポイントとなる。

WBS進捗2022-07-24時点(スケジュールの見直し後)

第6~7週目の活動内容

加工部会へのアプローチ方法を再検討

当初紹介していただく予定だった、加工部会へのアプローチ方法が、この1ヶ月とん挫してしまっていたので、島の加工部会にアプローチする方法を再検討しました。再検討した加工部会へのアプローチ方法は以下のとおり。

  1. WEB上から島の人のつながりを見つけ関係図に表す。

  2. 加工部会につながっている島民の方をピックアップする。

  3. ピックアップした方につながっている友人・知人を探す。

  4. 友人・知人に紹介してもらう。

過去に能古島で開発されてた商品の調査

生産者の方へのアポ取りの待ち時間に、過去に能古島の物産品として開発され、既に販売されている商品を調査した。先人たちは既に色んな商品を企画・開発し販売されていることを改めて認識。これらの商品と被らない、もしくは、それ以上の商品力のものを企画する必要がある。

既存商品の調査

「明石農園と加工場」の現地調査

アポ取りができたので、明石農園(明石栄美子)さんの過去の活動を調査したうえで、現地調査に出向きました。
明石さんとは初対面でしたが、明るく接しやすい方で、あまり気負うことなく、いろんなお話を聞かせてくださいました。(お話を聞くだけでも結構面白かったです。)

現地調査では、まず初めに加工場に案内して頂き甘夏の果汁・果皮の加工方法を教えて頂きました。

  • 集荷時には加工場横の倉庫が甘夏でいっぱいになること

  • 加工は原則一時加工までで、甘夏から果汁と果皮を加工すること

  • 加工に使う機械は海外製のもので東京まで買い付けに行ったこと

  • 過去に47万個以上の甘夏を加工してきたこと

  • 島内の農園の方々をはじめ、色んな方々が協力し甘夏加工していること

  • 果汁と果皮の加工は衛生面にもしっかり気をつかっていること

次に島で甘夏を保管する冷凍庫に案内してくださり、島内外の保存方法、出荷方法を教えてくださいました。

  • 甘夏は島内と島外に分割して保管されていること、

  • 甘夏の大体の保管量と出荷方法

  • 地域の学校に給食用の甘夏をいつでも出荷できるようにしていること

最後に明石農園に移動して、農園内を案内しながら色んな話を聞かせてくださいました。

  • 農園の広さはだいたい2町(6000坪)ぐらいあること

  • 沢山の柑橘類に加えてビワなども多く栽培されていること

  • 草刈り(つたの除去)、剪定、摘花、万単位の袋掛け作業があること

  • イノシシ被害にあっていること

  • 草刈りの代わりに山羊を試してみたこともあること

  • 収穫は地域の学校のイベントとして行うこともあること

  • 市の補助事業を活用して作業を実施した経験もあること

  • 接ぎ木をすると一本の木で複数の柑橘類を早く収穫することができること

現地調査の終わりに、明石さんのお家の前で、困っている事、やりたいこと、商品開発の取り組みについてのご意見をヒアリングできました。

  • 農産物の生産には時間がかかり労働力確保が一番の問題。

  • 商品開発は楽しいけどリスクもある。今は農産物の生産と一次加工に集中したい。

  • 一緒に商品開発をするという感じではなく、一次加工品の(果汁と果皮)を提供するので商品開発をしてほしい。

  • 能古島で「マルシェ」をしたい。子供たちも参加できるようなイベントにしたい。

今回の現地調査では、明石さんに港までの送迎してもらうなど本当にお世話になりました。今度はお礼と更なる情報収集を兼ねて、農園の草刈りにお邪魔させて頂こうと思います。

第6~7週目の振り返り

良かったこと

  • 地元の伝手で「明石農園」を紹介して頂けたこと!

    • なによりも「明石農園」を紹介してくれた妻の友人「マミー」に感謝!(この協力が無ければ、また進捗なしになるところでした。)

  • 明石農園」を調査し、商品開発の現実的な道筋をイメージできたこと!

難しかったこと

  • 屋外ヒアリング時の記録失敗

    • 屋外でのヒアリングは、直射日光でPC画面がみづらく明石さんが教えてくれたことの殆どがメモできなかった。

  • 農産物に関する知識不足

    • 農園で扱っている数種類の柑橘類の説明をしてもらったが、話についていくのがやっとで、いまいち頭にはいっていない。このままでは商品開発どころかライティングも出来そうにない。

  • 商品開発の難しさ

    • 先人の方々がいろんな商品を開発されているのに、より良い商品を開発することとリスク・難易度の高さを感じた。

第6~7週目の活動写真

今回の現地調査の様子です。

姪浜港から
調査に出発
車で来られても駐車場があります
まずは加工場を見学
中に入るとこんな感じ、ここで一次加工(甘夏から果汁と果皮を取る)
果汁と果皮を取る機械が2台ある、安い新車が買えるくらいの値段かな?
効率よく作業できるように自分たちで改造されている
私が実際の作業をイメージしやすいように組み立ててくれました。優しい明石さん。
確かにカウンターが478,569になってる
島内にある保管用の冷凍庫2トンぐらいの在庫があるらしい
明石農園の園内を案内してもらう、蜘蛛の巣があっても気にしないワイルドな明石さん
一本の木で複数種のミカンを作る接ぎ木の説明をうけるが、どこが接ぎ木部分なのか?どれが違う種類のミカンなのか?ほとんどわからない、、、
農園にはビワの木も結構ある剪定の仕方を教えてもらった。
調査が終わり港に戻って、能古島で一次加工された甘夏の果汁が使われている「カバ印のアイスキャンデーあまなつ味」を食べた。甘夏の甘酸っぱい味が熱いのアイスキャンデー!夏にすがすがしい涼感を与えてくれる。
能古島で買ってきた甘夏で、妻がマーマレードを作ってくれた。普通においしいなあ~♪
ついでに甘夏のパウンドケーキも作ってくれた。これも普通においしい😁😊💕
商品企画は簡単じゃないと思うけど、、、
なんか色々やってみる価値はあるのではないかな~♬

今後の方針

甘夏加工品(果汁・果皮)を使った商品を企画する

色々迷った結果、やっぱり島一番の特産品である甘夏をベースに商品を企画することにする。
過去の商品や他の柑橘類を特産品とする地域の商品を参考にしながら、なにかひとつ強力なセールスポイントがある商品を企画する方針で行動したい。

商品企画を一緒にしてくれる仲間を募集する

甘夏果汁と果皮を使った商品企画を一緒にしてくれそうな仲間を募集し、アイデア出しや相談しながら商品企画ができるように動きたい。

お手伝いをしながら生産の知識をつける

商品の企画や販売に最低限必要となる農園と生産物の知識をつけるために、「お邪魔にならないように気を付けながら農園のお手伝い」をしたい。まずは「丸一日、草刈りのお手伝い」をしてみたい。

その他

  • 野外でのヒアリング時には、音声録音もしくは動画撮影をする習慣をつけるついでにECサイトに使えそうな画像の準備として撮影を始める。


補足

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

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