中間報告
この記事は、あたらしい働き方ラボ、指定企画「タダの箱庭」における「働き方実験【タダの箱庭】ギフトな世界からやりたいことを見つめ直す?」という研究の中間報告になります。報告内容は以下の通りです。
実験の背景と目的
この実験はサラリーマン人生の終盤を迎え、<実験の背景>にあるような問題を抱えている筆者が、老後に向けて幸せに社会にも貢献しながら生きるために、自分のやりたいこと(やるべきこと)を見つけることにあります。
研究活動の概要
研究活動は大きく「日々の活動」と「月一のやりたいこと整理」の二つです。詳細は本実験の実験計画「働き方実験【タダの箱庭】ギフトな世界からやりたいことを見つめ直す?」に記載していますが、日々の活動の内容や時間の配分を少し変えているので、以下に再掲します。
日々の活動
指定企画「タダの箱庭」の研究期間中、毎日1時間程度を目安として、以下のギフトな世界での活動を行います。
ギフトな世界で何をするか考える(20分/日)
「タダの箱庭」の本を読んでヒントを得る
「タダの箱庭のDiscode」を見てニーズを知る
自分の周囲に手伝えることが無いかを考える「タダの箱庭のDiscode」に読書感想を記載する
思いついたギフトな世界での行動をしてみる(40分/日)考えた内容で今後の計画を見直す(20分/日)
計画した行動があればその行動の結果を振り返る(20分/日)
行動した内容を記録する
自分の心境や考え方の変化を記録する
自分のやりたいことを新しく思いついたら記録する
やりたいことの整理
指定企画の研究期間、月末に行動した内容の整理を行います。
自分がやりたいことをやりたい順に並び替える
毎月末自分が一番やりたいことについて、5W2Hを明確にする
活動状況報告
研究活動状況の中間報告として「日々の活動状況」と「やりたいことの整理状況」を報告させていただきます。
日々の活動状況
活動開始から2か月間(7月1日~8月31日)における日々の活動内容は、
大別すると以下の4つに分類できます。
一番力を入れているのが、「地方活性化」のお手伝いです。
私も年を取り、第2の人生におけるライフワークの調査も兼ねているので、今後どこかで見返りを求める気持ちがあり、完全に見返りを求めない社会規範的な活動ではなく、市場規範的な側面もある活動です。
他の「プロボノ」「地域活動」「タダ箱」の活動は、自分の視野を広げたり、心身の健康や社会生活を豊かにするために行っている活動になります。
活動できた日数は、当初計画していた毎日(62日)活動ができず、実際は半分以下(48%)の30日という状況でした。ただ活動できた日は計画の最低1時間を大幅に超えて集中し活動していたので、実験時間はある程度確保できていました。
やりたいことの整理状況
以下のような見返りを求めない、(社会規範的な)活動を行うことにより、新たな目線でやりたいことを見つける環境が生まれてきています。
専門分野のボランティア作業(プロボノ:社会規範100%)
専門分野でないボランティア作業(地方活性化:社会規範90~100%)
また毎月末に行っている「やりたいことの整理」から、自分がやりたいことが少しづつまとまってきています。(以下)
やりたいことの具体的なイメージ
今一番やりたいことをもう少し具体的にして、作業開始順に記載すると以下のような感じになります。
地域資源を利用した商品開発(市場規範80%社会規範20%)
山間部の間伐のボランティア(市場規範10%社会規範90%)
古民家のDIYや掃除のボランティア(市場規範10%社会規範90%)
間伐材を利用した古民家再生の事例づくり(市場規範80%社会規範20%)
再生古民家で行うものづくり体験の事例づくり(市場規範80%社会規範20%)
ふり返り
2か月間の振り返りとして、発生している問題の分析と対策を記載します。
時間管理の問題
今発生している一番の問題は「時間がない」こと、その問題の原因分析と対策を考えた。
自己評価
限られた時間の中で、可能な限り活動時間を割いていることは自分をほめてやるべきだと思います。
ただ、それでもなかなか成果がでないのは「できないことを決められない」結果どれもが中途半端になっていることにあるような気がします。
やりたいことの中から今やるべきことを取捨選択し、目標設定/計画することができないと、サラリーマンが副業をしながら新たに実りある活動をすることは難しいと改めて感じました。
9月から、日々の活動を目標設定/計画重視の作業に見直したので、日々の活動が100%できるように実験を引き続き進めたいと思います。
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」第4期の活動の一環として、【指定企画:タダの箱庭】で行う「働き方実験」の中間報告として研究計画をまとめたものです。