【映画レビュー】60分とは思えない満足感~ルックバック~
まず最初に言いたいのが、音響がめっちゃ良かった!
音楽が素晴らしかった!
やはり映画って音楽ってとっても大事ですね。
突如現れた無視できない存在
内容はあんまり言わないようにしますが、冒頭15分くらい?
共感する人たくさんいるんじゃないでしょうか!
あんまり努力をおおっぴろげに見せないけど、めちゃくちゃ努力する主人公の前に突如不登校の子が作品だけを載せてくる。
そのとてつもない作品のクオリティに、完全に無視ができない存在になる。
あそこの描写が非常に心を掴まれました。
僕は、小学校2年生の時にサッカーを始めました。
昔から割と器用貧乏だった僕は、周りの男の子よりも上手かったように思います。
下手な子を見たら、「おい!なんでできないんだよ!」って言わないけどめちゃくちゃ思ってました。笑
俺が11人いればいいのに。。くらい思いました。笑
しかし、悲劇は訪れます。
柏レイソルのユースの子達と試合をすることになったのです。
体格からしてもう違いました。
今でも覚えていますが、14ー0で負けたのです。
一番恐ろしかったのが、キック力です。
キック力が強すぎて怖かったのを覚えています。
しかし、今までの自分の信念もあって果敢に立ち向かいました。
すると一回決定的なチャンスが自分に舞い込んできました。
僕の渾身のシュートは外れました。
その時僕は(あっプロなんて絶対無理だ!)と思ったことを今でも覚えています。
あれが小学校5年生か。。
結構うまいと思っていた自分の実力が、圧倒的な力によって太刀打ちできないとなった時に、運命が分かれるなって思います。
でも実は、その実力者が自分のファンだったという歓喜
こんなに嬉しいことはないですよね!
一番自分が認めてる人に認められていた。
映画館で一番泣いてしまったところです。
「良かったね・・・」ってほぼ声に出して言ってました。笑
その後の展開も凄いのですが、僕はここがピークでした!
ぜひ音響のいい映画館で見てください!