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「草津宿」ってどんなところ?
草津宿は、江戸時代の宿場町。
現在の滋賀県草津市、JR草津駅から歩いて10分ほどのところにありました。
草津市は滋賀県南部に位置し、一部が琵琶湖に面しています。京都から電車で約20分、大阪からは約50分。「住みよさランキング」は全国812市区の中で10位に入り、人口も増加傾向でつい先日14万人を超えた、勢いのあるまちです。
史跡草津宿本陣や市立水生植物園・みずの森、県立琵琶湖博物館のほか、毎年9月にイナズマロックフェスが開催されることでも知られています。
あれ、温泉は…?と思ったあなた!
「草津温泉」で有名なのは「群馬県吾妻郡草津町」。
滋賀県の草津市ではないのです。
(ちなみに草津市と草津町は友好交流都市になっています)
「滋賀県にも草津がある!」
まずはそれだけでも覚えておいてください…
「草津宿」ってこんなところ
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江戸時代はじめの慶長6年(1601)、徳川家康が東海道を、翌年には中山道を整備します。
草津宿は、東海道でいうと京都を出て2番目、江戸・日本橋から数えて52番目の宿場となりました。いわゆる「五街道※」のうち、東海道と中山道が分岐・合流するのは、全国でも草津ただ一か所でした。
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※五街道…江戸・日本橋を起点とした5つの街道。東海道・中山道・日光街道・奥州道中・甲州道中。
草津宿には、大名や公家などが休泊した本陣2軒のほか、脇本陣が多い時期で4軒、旅籠が約70軒、そして物流の拠点となった問屋場や貫目改所が置かれます。江戸と国許を行き来する参勤交代や幕府の公用で通行する役人たち、伊勢参りなど巡礼の旅人たちでにぎわっていました。
残念ながら江戸時代の建物はわずかしか残っていませんが、「道」は昔のまま、当時の面影をうかがわせてくれます。
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