個性と同情とエゴと生きるということ
小さいころから、心の中で自分を悲劇のヒロインに置き換えるのが得意だった。
今、考えてみるとそれは「自意識過剰」の一言で片づけられてしまうのだけれど…、。
ただ、周りの子供たちよりも少し、感受性が豊か過ぎただけとでも言い換えておきたい。
そしてそれは、子供のころだけに留まらず、大人になっても当たり前のように「私の個性」として、我が物顔で私の隣にのっぺりと寄り添ってくる。
そして同時に、ふとした時に現れては、
「生きづらさ」を感じさせる。
「生きたくない」の衝動の根源と