銀座でイタリアン・ランチ
銀座の画廊で兄の絵画展があった。毎年、開催されるグループ展だ。銀座で御馳走してもらうから、毎年、朝ごはんもろくに食べないで出かける。
ランチタイムメニューの中で一番高いのを食べる。せっかく奢ってもらうのだから、遠慮はしない。
奢ってくれる人って、今では、兄と姉しかいないよ。
お洒落な店でお洒落なランチ。豪華な割に高くはない。
多分、この辺のサラリーマン向けのサービスメニューなのだろう。
今年はイタリアン。このボリュームで1,200円!
84歳の兄、なかなか元気。絵画論から政治、ビジネスまで話題がとぎれない。
この元気ぶりを見ていると思ってしまう、私も同じDNAを持っているのだから、80歳ぐらいまではカルチャースクールで働けるのではないか。生徒が居ればの話だが。
消費税が上がるから、受講料も上がる。私の謝金は毎年下げられている。
それでもいい、受講料を払ってでも来てくれる方がいるのは、幸せなことではないか。
雨の日、風の日、嵐の日、講師の私が休むことは出来ない。この年齢になると、正直、疲れる。
家でゆっくりしていたいと思うことはしょっちゅう。
お金だけの面で言えば、家でのんびりしているほうがお得かと思う。
でも、87歳で亡くなった長兄もぎりぎりまで仕事をしていた。毎年銀座で御馳走してくれる次兄も80歳まで働いた。
今年、80歳の姉もエネルギッシュに画を描いている。
私も頑張ろう。白内障の手術が済めば、また、新たなエネルギーをチャージできる、きっと。
ランチの後はこの界隈で有名だというケーキ店でフルーツパフェを楽しむ。展覧会より、こっちがメイン、私にとっては。
パフェの写真もアップしたかったけど二枚目の写真のアップの仕方が分からなかったので、パスタの写真だけ。
元気な兄姉と元気な話をして、自分へのエネルギーにして、10月からの講座をつつがなく開講したい。
私の人生よ、万福なれかし!