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第20回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年7月2日、Booklinkの【出版時報】
紀伊國屋書店店売総本部販売促進本部長兼店売推進部長を務める葛城伸一氏によると、同社梅田本店には1日約300枚のFAXが届き、全店を合わせると用紙代だけで年間600万円に及ぶという試算も示した。しかも必要なのは10~20%で、あとはそのままゴミ箱行きだとも。   

出版DX化が叫ばれて、何年経つのか?
FAXゼロは、いつ実現するのか!

2024年7月号の『理念と経営』に今村翔吾さんが登場しています。

いい顔されてますね!

直木賞作家が書店経営に挑む理由
小説家・書店経営者 今村翔吾 氏

歴史小説・時代小説の人気作家である今村翔吾さんは、書店経営者としての顔も持っている。執筆やメディア出演などで多忙を極める中、あえて経営にも挑むその理由とは……?

片手間ではない、本気の書店経営
今村翔吾さんは当代屈指の人気作家だ。2017(平成29)年の作家デビュー以来、わずか数年間で直木賞など数々の賞を受賞。ベストセラーを連発し、著作の累計発行部数は226万部を突破したという。

そして、今村さんにはもう一つ、書店経営者としての顔もある。21(令和3)年11月に大阪府箕面市の老舗書店「きのしたブックセンター」を事業承継したのを皮切りに、昨年12月には佐賀市のJR佐賀駅構内に「佐賀之書店」を新規開店。さらに今年4月には、書店の街・東京都神田神保町に3店舗目の「ほんまる」を開店させた。

それは、よくある“有名人の片手間仕事”ではない。本気で経営に取り組んでいるのだ。

「思いっきり本気です。財務諸表も自分で見ますし、各店舗の日報や売り上げも毎日チェックしています。3つの店舗のスタッフとの会議はZoomを使って頻繁にやっていますし、政府から出る企業向けの補助金なども、まめにチェックします」

執筆で多忙を極める中、経営との両立はさぞ大変だろう。

「意識の切り替えはわりとうまいほうかもしれません。たとえば、書店スタッフとの会議をするにも、その1分前までPCに向かって原稿を書いていますし……。あとは、経営のことはもっぱらお風呂の中で考えていますね。入浴中だけは経営者側に全振りです(笑)」

スタッフという家族

“スタッフという家族”の未来を見据えて
書店経営に取り組む理由の1つは、事務所スタッフたちの未来を考えたことにあるという。

「うちの事務所は、作家の事務所としては例外的なくらい人が多いんです。正社員だけで11人いますから。そのうち3人は(作家デビュー前に)ダンスインストラクターをしていた頃の教え子ですし、みんな家族みたいなものです。」

「彼らの将来を考えたとき、僕がいなくなったあとも何らかの形で出版業界に関わっていける仕組みを、いまのうちから用意してあげたいと思ったんです。うちの事務所の収益の柱はもちろん作家・今村翔吾の収入なんだけど、その割合を3割以下に抑えるくらい、他の収益源も確保しておきたい。リスクヘッジです。でも、それは何でもいいわけじゃなくて、やっぱり本に関わるものがいい。そのための書店経営なんです」

今村さんは、この6月で40歳になったばかり。歴史作家の中でもいまだ若手であり、「いなくなったあと」を考えるには早い気もするが……。

「でも、歴史を見れば、40歳くらいで急死した武将なんてたくさんいますからね(笑)」

社員を家族のように大切にし、長期的な将来まで見据えて手を打つのは、名経営者に共通する資質だ。それを今村さんも持っている。

書店というビジネスモデルの危機
1軒目の「きのしたブックセンター」を事業承継したのは、半ば偶然であった。M&Aの仕事をしている知人から話を持ちかけられたのがきっかけだった。

「もちろん、それ以前から書店の廃業が増えていることは知っていましたし、作家として書店を応援したいという思いもありました」

全国の書店は、過去30年間でおよそ半減した。それは今村さんにとって、手をこまねいていられない身近な危機であった。

取材・文 本誌編集長 前原政之
写真 富本真之

講談社を訪問

7月3日(水)久しぶりに講談社を訪問しました。
いつ以来かと言えば、『大江健三郎全小説 第3巻 』が出版された年。2018年7月でした。
なので、実に6年ぶりです。
なぜ前回、訪問したかと言うと、『大江健三郎全小説』の中に「政治少年死す」が収録されていて、本書は実に60年ぶりの刊行だったからです。

 1960年10月に日比谷公会堂で演説していた浅沼稲次郎社会党委員長が右翼少年によって刺殺された。「政治少年死す」は、その17歳の山口二矢(おとや)少年をモデルにした小説だった。それに対して右翼団体などから激しい抗議を受け、『文學界』編集部は3月号で異例の大きさでお詫び。そして「政治少年死す」の単行本化は封印されたのだった。

「大江健三郎さんの小説はなぜ60年間も封印されていたのか」より

僕は当時、60年ぶりの刊行に感動して、拡販したのです。そして、その時の講談社の編集者に会いに行ったのです。

さて、今回はと言うと、今村翔吾さんの編集も担当されたことがある編集者を訪ねました。
出版業界のトップランナーである講談社の編集者は、何を考えて本を創っているのか?!
また僕が考える書店の未来、生き残り策について、ご意見を聞きたくて来ました。
とても有意義な時間となりました。
ありがとうございました。

講談社さまのミーティングスペース
オシャレですね

還暦を迎えました!

 2024年(令和6年)7月7日(日)
【㊗️還暦】60歳になりました❗️
ちゃんちゃんこは、着たくないので、
赤い帽子、赤いTシャツ、赤い靴下、赤いスリッパで今日、7/7🎋七夕を過ごしています☺️

7月10日(水)久しぶりに、ほんまる神保町へ行きました。
すると、ちょうど注文していた中公新書『河内源氏』と『応仁の乱』が入荷しました。
早速、棚に並べてパシャリ📷

床上5センチ書店@ほんまる神保町さまの棚から湊かなえ『リバース』(講談社文庫)をかいました☺️

深大寺にお参り

午後は、調布へ。バス🚌に乗って、深大寺小学校前で降りて、参道を歩き🚶
深大寺に行きました。
美味しい蕎麦を食べました。
なぜ深大寺に来たかは、いずれ報告します。

ほんまるイベント発表

7月11日(木)ほんまる神保町Xより

【棚主限定イベントのお知らせ📢】

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棚主の皆さん!
「ほんまる」は来月から毎月イベントを行います!
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8月のイベントは...なんと...
凪良ゆう氏✖️今村翔吾氏の豪華トークイベント!

詳細は画像をご覧ください。


8月のイベントは...なんと...
凪良ゆう氏✖️今村翔吾氏の豪華トークイベント!

おお!なんと毎月イベントがあるとは!

まずは、8月17日(土)の
凪良ゆう氏✖️今村翔吾氏
トークイベントの🈸申し込みを急がねば!

限定80名とのこと。
やったー滑りこみセーフ⚾️

棚主の皆様と会えるのも楽しみ😊

母の散骨式

7月14日(日)☔️
レインボーブリッジ、フジテレビ、オリンピック村の跡地、豊洲市場は見えるが、麻布台ヒルズや東京タワーは靄がかかって、良く見えない。

日の出桟橋を出航した時は、小粒の雨でしたが、東京湾をクルージング。
羽田沖で停泊すると、雨は止み、奇跡的に晴れ間が見えました。

母の遺骸を散骨し、花びらを贈りました。

海洋記念葬は、はじめてでしたが
亡くなった母の意見を尊重してよかった。

僕が今こうして生きているのも
母のおかげなのだから

また会いにゆきます

昼食を皆で食べて、散会。

さて、家に帰って、録画していた
「この先どうなる!?」を観なければ!

つづく

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