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「自分を変える」ではなく「選択肢」を増やす


こんにちは、草間です。


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「自分を変える」のではなく、
「選択肢」を増やす
という考え方

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私も、コンサルタントというお仕事柄、
自分のスキルアップのために、
講座やセミナーを受講したりすることも多くありますし、

お読みいただいているあなたも、
成長のために学ぶ機会や、
相談をするためにコンサルタントにお願いする機会など、
お持ちになっているかもしれませんね。


そんな時に、


「自分を変える!」
「結果を出して、現状を変える!」


そんな風に、覚悟をもって、
取り組まれている方も多いかもしれません。


昨日の自分より、
少しでも成長しよう!

その気持ちは素晴らしいものですよね。


ですが、

現状を変えようと思うあまり、
内側の気持ちは、
こんな風になっていることはないでしょうか?


「自分はまだまだだから、○○を身に着けて、打破していきたい!」

「軌道に乗せるためには、あの人のように結果を出さないと!」


成長したいという素直な気持ちだったはずが、
焦ったり、うまくいかせようと思うあまり、


過去の自分を無意識に否定してしまい、
そんな自分を変えて、
結果・成果を出そうとする

ということに・・・


そういうつもりはないのだけど、

この、

「変える」
「結果を出す」

という言葉の裏に、


「過去の自分を否定している気持ち」

というものが潜みがちなんです。


無意識って、

ちょっと怖いですね・・・


たとえ無意識であっても、
過去の自分を否定することで、
デメリットになることがあります。


それは、

「自己肯定感が下がること」。

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自分の過去を否定するということは、

「本当の意味で、自分を認めてあげることができてない」

ということでもあるんですね。


自分ために、
自分を変えたいと思っていることが、

深い心理面の裏側では、
本当に自分を認めることになっていない状態が、
続いているとは・・・


自己肯定感というのも、
何かをして、上げていく意識というよりも、

どんな自分であっても、
自分自身を応援してあげることのできる力

とでもいいましょうか。


どの自分も「マル」を出して、
応援しながら進んでいける

そんな力です。



どんな自分も、

認めてあげる力

とも言えますね。



私たちコンサルタントは、

お客様がどんな状況であっても、
承認して、一番の味方になって、
一緒になって考えて、
課題をともに解決するパートナーです。


他者を認めてあげる力にばかり目が行き、
自分のことを無意識に追い込んでいたり、

「まだまだ」
「もっともっと」

と、追い込むだけになっていることって、
結構あります。


お客様を思うが故、
のことでもあるのかもしれません。


心理学では、

「他人を認めること(他者承認)は、
自分を認めること(自己承認)ができる人しか、
できない」

と言われています。


深い所で、

本当の自分を認めることが出来ない人は、
本当の意味で、
他人を認めてあげることができません。

そのため、
自分自身のことも、
何かわかりやすく変化した後の自分しか
認めることができないと、

自分への目線と同じように、
他者のことも、

同じように、
頑張り続けられているとか、
無理ができているとか、

そういった限定的な状態の人しか、
認めることができないのです。


言葉では、
目の前の相手を認めていると言っていても、
深いところでは、
受け入れられないのです。


そのため、
厳しい目線でしか見れなくなっていたり、
お相手を心の底から信じることができないので、

その気持ちで築いていこうとする、
「信頼関係」は、
無理が生じたり、苦しいものになったりして、
結果的に、なかなかうまくいきません。


私自身も、
わかってはいたことでしたが、
この心理学の考えを改めて学んでから、
まず、自分へ向ける視点も変えていきました。


どんな時も自分の味方は自分。


そして、

「自分を変えたい!」
というはやる気持ちではなく。


今のどんな自分もOK!
更に違う自分になるという、
選択肢を増やして行こう!

今までの自分を削除するという考えではなく、
その自分から、
また違った選択肢を増やしてみよう!

という気持ちです。


そう考えると、

これまでの自分もOKだし、
スムーズに進んでいくために、
いろんな選択肢を持ってみよう!

と、軽い気持ちになりませんか?


その視点をもって、
お客様への関わり方も、
より変えていきました。

お客様の全てを一旦受け止め、
理解し、承認する。

仮に、

今まであまりうまく行ってなかったとしてもOK!

そこに焦点を当て続けるのではなく、

「うまく行かなかったことを、
うまく行かせるために、
新しい考え方、選択肢を取り入れる」

という考えで、
お客様に行動のご提案をしてきました。


過去に焦点を当てすぎて、
否定するのではなく、

じゃあ、
未来へ向けて、
どうしていこうか?

「HOW」

の視点です。

過去のどんな自分も認めながら、
新しい選択肢を、
未来志向で考えて、
取り入れることによって、
成果を得る、という方法です。


お客様にとっても、
ですし、

そのためにはまず、

コンサルタント自身が常に、
「過去の自分も認めていると、
相手の全てを認められる」

自分が自分に鞭打っていたり、
過去に焦点を当てすぎて、
否定していたりするなら、

目の前のお相手のどんな行動も、
全て受け止め、
理解しようということは、
本当の意味では出来ないのです。

「もっと出来るんじゃないの?」
「なんでやらないの?」

って、

辛口の自分ばかりが、
顔をもたげてしまうから。


逆に言えば、
自分のことを自分が一番応援して、
認めることができたら、

自分の深い部分が「安心」して、
人のことも自然と受け止めることができます。

「そうだったんだね」
「ちょっと違うやり方してみようか」

という風に。


そういった土壌の上での関係では、
相手も心を開いてくれるので、
濃い信頼関係を構築することができるようになります。


言いかえると、
親友との関係も、
これに近いのではないでしょうか。


何が出来る、
出来ない、
良い、悪い、

で、ジャッジしていないはずです。

親友の前では、
どんな自分もOKでいられるから、
関係が続いていくはず。

お相手の前に、
まずは、自分から。

成長していきたい!
という自分の思いを、

「こんな自分はダメだ!」
「なんとしても変えたい!」

という視点にならずに、

「じゃあ、どうやったら、
更によくなるか?
選択肢を考えてみよう!」

と、

未来思考で、
自分を励ましながら、
行きましょう。


なんだ、そんなこと?


と思うようなことですが、
これが、本当に大切です。


是非トライしてみてくださいね!

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