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手抜き介護 144 タオルと雑巾の距離

ホテル暮らしの荷物は最小限にして、毎日実家で自分の洗濯をしている。今日は洗濯槽にタオルが丸まって入っているのが見えたが、少量なので一緒に洗うことにした。洗濯後、糸くずフィルターの表示が点灯しているのに気づいて、外して見る。前回洗って、まだ3週間ほどしか経ってないけど。

髪の毛やご飯粒、野菜の皮など、やたらたくさんのごみがまとわりついていて、きれいにするのに時間がかかった。でも特にそれを話題にしたわけでもないのに、母が「洗濯機、汚かったでしょ」と言ってきた。父と母の話を総合して、合点がいった。

昨日父がお風呂を洗ってくれるヘルパーさんに、水滴を拭きとるためのタオルを3枚渡した。

ヘルパーさんはお風呂を拭いた後、そのままサニタリーやキッチンの床も拭いた。ごみを丸め込んだまま、洗うのを省略して洗濯槽に入れた。

私が自分の衣類と一緒に洗った!

しっかり目撃したわけではないが、床はキレイになっているのにバケツも雑巾も濡れてないという。その彼女は、前にも床を拭いた雑巾で食卓も拭こうとして、母に止められたことがある。そういう区別がないのか、洗うのがイヤなのか、今回はごみごと洗濯機に放ったらしい。

母にはクイックルで使い捨てにしてもらうように勧めたが、お金がかかるし床は手拭きが良いとの主張。同じようなことが続くなら、一度ケアマネに相談してみた方が良いかなと思ったり。

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