手抜き介護 ㉞洗濯機を買いに その2
洗濯機を買いに朝イチで家電量販店に行くと、入り口で景品引換券なるものを渡された。面倒なのでそのまま中に入ろうとしたら、「交換はこちらですよ」と何人もに声をかけられた。無視して突っ切る勇気がなく案内されるまま列に並んだら、その引換券で一度ガチャポンのようなことをする。出て来たカプセルを、次のコーナーの女性が開けて「3等賞です」と言う。そしてようやく最後の交換所。景品はポケットティッシュ1つ。へ?
「3等賞」でポケットティッシュより、「はずれ」または「残念賞」での方が嬉しくないか? いや、どっちにしても嬉しくはないか。これだけの作業に、私に絡んだ人7人くらいいたよ。急いでるのに、くだらん寄り道しちゃったぜ。
気を取り直して、洗濯機コーナーへ。母の希望は、日本製で操作が簡単なドラム型。並んでいるのは、ほとんど30万円超えでびっくりした。下調べを全然していなかったけど、ドラム型ってこんなに高いのね。
20万を切るのが2台だけあり、その前で悩む。1つは取り出し口が狭くて容量も小さいもの。もう一つは右開きしかなくて実家には合わないもの。年寄り世帯だけど、厚手のタオルケットなんか洗うときは大きめ容量の方が良いだろう。
「洗濯機をお探しですか」と店員さんがやってきたので、操作が楽でそんなに高くないものを訊いたら、「こちらにも」と違うメーカーのものを教えてくれた。そっちは容量が大きすぎる気もしたが、ガタイは今より3㎝ほど背が伸びるだけ。配送は4日後以降と言われたけど、事情を説明したら明日対応するように手配するというので即決した。
洗濯機は、ないと困る家電No.1と思う。容量は、小さいと文句を言われそうだけど、大きい分には大丈夫だろう。明日取り付けてくれるなら、試運転も見届けて帰られるから安心だ。伝票を書きながら、クリスマスプレゼントにするかな、と思いついた。
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