マンスリーから実家に通う ㉘お風呂に手すりを
母が日常生活で一番困っているのは、やはりお風呂。浴槽をまたぐのは大変なので、今はシャワーで過ごしている。季節的に問題ないから良いけど、この先はそうもいかない。浴室内に手すりを増やそうと、ケアマネさんと相談して介護用品担当の男性に現場を見てもらったのが、7月後半のことだった。
浴槽に階段をつけるのは、形状上無理とのこと。手すりもダメそうに思えるが、知り合いの棟梁に見てもらいましょうという。でも忙しい人だから、すぐには来られないと思うという話通り、見に来たのはひと月後だった。棟梁は、壁の強度などたたいて確かめることもせず、すぐ「付けれるよ」と言った。
その場で作業の依頼をして、2週間後に見積もりが届いた。手すりは父も母も使うので、どちらの保険を使っても良いがどちらにしようかと、ケアマネさんに訊かれた。保険で対応できるのは、一人当たり20万円まで。今回の手すりは6万円なので、残り14万ということになる。ぶっちゃけ、長生きして家に残る方に20万を残した方が良いだろうという話。
どっちが長生きかはともかく、早く着手してくれた方が良いので、見積もりの宛名通り母で頼むことにした。次は先の男性が契約書を持ってきて、ハンコを押したら棟梁に連絡、施工日調整ということに。
いやあ、何するにしても2か月スパンだなあ。さっさとやりたいなら、保険を使うなということか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?