2025.2.16

今日遣ったお金:1,163円(42,774円/月)

記録

 清水玲奈『英国の本屋さんの間取り』を読んだ。
 タイトルの通り色んなイギリスの書店が紹介されている。イギリスに行きたくなった。どのお店もすごくお洒落。なかでも心惹かれたのは「運河に浮かぶ船の本屋」さん「Word on the Water The London Book Barge」だ。
 写真で船の外装を見る限りそれほど大きそうではないけど、見取り図や内装の写真を見ると想像よりかなり広い。そこにワクワクする!
 内装もとても素敵だ。暗めな色合いの本棚に緋色で統一された家具が置かれた空間は、ファンタジー映画のワンシーンみたいだ。緋色の皮張りの一人が毛ソファに深く腰かけながらゆったりとした気持ちでファンタジー小説を読みたい。できれば、かわいらしいやつ。
  犬もいるらしい。イギリス行きたいなぁ。

 たまたま本に紹介された本屋さんがそうだったのかもしれないけど、どの本やさんもカフェが併設されていることに結構驚いた。しかも、長居を歓迎している。私は、本屋さんにカフェはいらないだろうと思うけど、世の中の動きは逆みたい。本を汚しそうで怖いけどなぁ。
 また、お客様の要望を聞いて店員さんが選書するスタイルがポピュラーっぽい印象を受けた。日本だとあまりない。あっても神保町の新興店っぽいお店くらいな気がする。これは、本好きの書店員さんは楽しいだろうし、お客さんも普段自分が手に取らないような本を手にできる気がして面白そう。
 スマホ禁止のお店がいくつかあるのにも驚いた。たしかにスマホを禁止されたら、本を買うかもしれない。私は、本屋さんで気になった本を見つけるとまず近くの図書館に蔵書があるか調べてしまう。漫画に関しては、電子で出ているか確認してから、電子で買うか紙で買うか悩む。スマホ禁止になったら、面倒くさくなってその場で買っちゃうかもしれないとは思った。
 この本を読んでいると、自分が本屋さんをやったらと空想してしまう。私だったら、ありきたりだが、好きな本の周りにジャンルをまたいだ関連書籍を並べたり、本の一説を抜き出したポップを貼りそう。週に1度、読み聞かせをするのもいいかもしれない。もちろん、スマホは禁止である。

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